新型インフルエンザ・ワクチンについては横浜市のホームページに案内が出ています。
驚いたことに、ここにワクチン接種を受けられる医療機関の案内が出ていて、都筑区のところではうちのクリニックも掲載されています。センター南医療ヴィレッジでは、木村泌尿器皮膚科とアキコ・ルミエール眼科を除くただ内科、センター南こどもクリニック、いなば耳鼻科とうちではワクチン接種が行えます。
ところが何が驚いたかというと、まだワクチンは無いわけで、いつ来るとも、どれだけ来るとも、何の案内も無いということなんです。
これじゃ、問い合わせがあっても答えようがありません。なんか順番が違うんじゃないでしょうか。行政は、市民へのリップサービスばかりが先行していると言われてもしょうがない。そこんところを理解してもらいたい物です。
まぁ、でもここに掲載されているからには、うちにもワクチンが配布されてくるものと考えてよいのでしょう。神奈川県の発表では、11月16日から最優先患者さんへの接種開始となっていますから、来週中に入荷するのかもしれません。
うちのクリニックの場合は、最優先患者のみへの接種としていますが、そういう患者さんなら誰でもというわけではありません。原則として、関節リウマチで通院している患者さんの数しか申し込んでいません。
うちのクリニックでの最優先は、生物学的製剤(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ)を使用している方となります。
次のランクは免疫抑制を起こす薬剤(リウマトレックス、プログラフなど)を使用している方です。そして、それ以外の薬剤をしようしているリウマチ患者さんがそのつぎに来るということになります。
ワクチンが患者さんの数だけ入荷することは無いと思いますので、そのあたりを基準に予約を受け付けていくことになるでしょう。いずれにしても、現在のところは実際にワクチンが入らない限りは何もアナウンスできない状況であることに変わりありません。