新型インフルエンザ・ワクチンの配布について、医師会から知らせが来ました。ところが、あいかわらずいつどのくらいくるかは謎のまま。
今夜は横浜市医師会の代議員会があって、桜木町に行ってきました。ある代議員からは、ワクチンについての質問が出ましたが、横浜市医師会でも「わからない」という返事でした。
新型のワクチンについては国が買い上げて、県に配布。県が横浜市に託して、横浜市は横浜市医師会にとりまとめを依頼するという順番です。
ところが、厚労省がメディアへの発表を先行させているのに対して、実際にワクチンを配布する県が情報を出さないため、結局現場では混乱が続いているという事態が続いているわけです。
まぁ、もう現物を見るまではじたばたしてもしょうがないと腹をくくったところなので、そのあたりはどうでもいいような気がしていますが・・・
それにしても、困ったのは季節性インフルエンザ・ワクチン。ただでさえ生産量が減少して手に入りにくいところに、新型騒動で皆さん接種を希望したのか、どこの医療機関でも早くも終了という状況です。
うちのクリニックは、完全予約制にしましたが、なにしろワクチン入荷がちょろちょろなので、予約した方が一気に来院したら足りなくなってしまうのではないかとハラハラしどおしです。
まぁ、こんなことばかり書いていてもしょうがないのですけど、とにかく今年はインフルエンザに振り回されっぱなしだということですね。
ところで、話は変わって、ここからが今日の本題なんです。
クリニックビルのいいところを一つ紹介します。今日患者さんのMRI検査のフィルムをとなりの木村泌尿器皮膚科に持って行きました。ちょっと気になるところがあったので、意見を聞きに行ったのですが、こういうところは開業医ではありそうでないところです。
普通に、病院の医局で他科の先生に相談をするのと、同じような感じです。できるだけ患者さんのいなさそうな時間を選んで伺ったつもりですが、嫌な顔一つせずフィルムを見ていただきました。ありがとうございます。こういうところで、いろいろと協力できるのが強みだと思います。
この前も、肩から腕の痛みで来院された患者さんで、どう見ても帯状疱疹という皮膚科の病気のようなので連絡したら、わざわざうちに見に来てくれました。いつも、お世話になってばかりで申し訳ありません。と、いうわけて゛、うちのクリニックビルなら安心という話でした。