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2009年11月4日水曜日

あすなろ海水魚館 驚異の復活

あ~、すみません。今回は、JUSTな写真を撮っていないのです。ですから、どうも説得力に欠けるレポートですが、あまりに驚異の世界だったので書かずにはいられない。

読んでいる方は、以前のエントリーを参考にして想像してください。

というわけで、今回の主役はオトヒメエビ。

先々週の初めにカクレクマノミが☆になってほぼ全換水をしたんですが、その際に生き残った方々を一時移動したわけです。その際に、実はうちのかみさんがオトヒメエビの片腕を引き抜いてしまったんです。

それ以来、片腕のオトヒメエビは、魚を威嚇するにもだいぶ迫力が無くなってしまいました。まぁ、だいぶ魚さんにはストレス一杯でしたから、このくらいでちょうどいいかという感じだったんです。

少なくとも一昨日までは・・・

祭日あけで今朝クリニックに行って、水槽を見てびっくり。まさに、驚異の復活と言わずして・・・海水魚飼育をしている人にとっては、何の驚きも無いことなのかもしれませんが、こちとら素人ですから。

オトヒメは、まるで何事もなかったかのように2本の腕を振り回しているではありませんか。そして、水槽の隅っこには片腕しかない脱皮した空が漂っていたのです。

だいたい想像はしていましたが、オトヒメエビは現在の殻の下に、まるまる腕やひげなどを作っているわけです。そして、脱皮する際には、それまで使っていた腕やひげは、そのまま脱ぎ捨ててしまうわけです。

腕が無くなっても、ちゃんと体の下で、次の腕を準備していたわけです。それも、たったの2週間のことですよ。すごいでしょう。まるでミラクル。素晴らしい生命力。母なる海の神秘。

あらためて生命の力強さを見せつけられた感じです。オトヒメはうちに来てから、脱皮の回数はすでに4回目。さらに水槽の主になっていくような気がします。