昨日の日曜日、都筑区役所で強毒性インフルエンザが流行したときの対策訓練が行われました。
これは、夏から区役所、医師会、昭和大学横浜市北部病院、薬剤師会、警察、消防などが合同で行ってきた都筑区危機管理協議会で計画を練ってきたもので、実は自分もその委員として参加してきました。
最初はつづきケーブルテレビくらいかと思っていたら、なんとNHKが取材に来て全国ネットのニュースとして流れました。
ちなみに自分は映っていませんが(残念!!)、都筑区医師会長がコメントをしているところが放映されました。放送された時間によっては、昭和大学の病院長も喋っていたようです。
最初は、ふだん直接インフルエンザ診療に携わっていない整形外科の自分が参加してもどんなもんよ、と思っていましたが、現実にこのような状況が起こった場合には、専門がどうのと言っていられないかもしれないわけで、それはそれで意味があるんだろうと思います。
もともと、これは去年からやっていた昭和大学横浜市北部病院との協議会の中から始まったことなんです。大地震などの災害時、あるいは新型インフルエンザの流行時に地域中核病院と開業医を中心とした医師会がどうやって協力していくかを話し合っていたわけで、その中からでてきた提言を都筑区に提出したのです。
その結果、行政も提言を無駄にしないように危機管理協議会を立ち上げたわけで、今回の訓練は最初の成果と言ってもいいわけです。
それにしても、感染を防ぐための防護服というのは、実際着てみて・・・いゃぁ~、大変ですわ。手術で使う無菌服の方が楽ちん。
密閉されて暑いのはともかく、マスクとゴーグルが辛い。ゴーグルはくもりまくりです。大掃除でしか使わないような、でかいゴム手袋も大変です。これを経験しただけでも意義があります。
せっかくなので、記念に一式いただいてきたので、着てみたい方はクリニックにおいでください。