2010年5月3日月曜日

御柱祭り

ゴールデンウィークですから。高速料金1000円を享受できる最後の機会ですから。

行ってきました、御柱祭り。歴史やら細かいことは公式HPがあるので、そちらをじっくり見ていただくとして、なんで御柱かというと・・・

自分のかみさんの実家は長野県茅野市でして、なんといっても御柱祭りの真っ只中にあるわけです。じいさんは18歳のときから、御柱の先頭で気合をいれるための木遣り歌を歌っている人で、数少ない名人位を誇っている方なのです。

簡単に言うと、6年に1回諏訪大社に山から切り出してきた大木を4本立るということでして、氏子が総出で山から引っ張ってくる。そのときのみんなの力を合わせるための掛け声が木遣りということです。

最初に15秒で上の句を歌い、2秒間の息継ぎをしてから、さらに下の句を14秒で歌いきるんだそうです。それをきかけに、全員が一気に綱を引っ張る。木遣りがないと御柱は動かないわけで、それなりに重要な役どころ。

4月に山から一気にすべり落とす木落としがあって、全国ニュースにもなっていました。そして5月は昨日から里挽きといって、一般の人も参加して街中を曳行していくのです。明日は立て御柱といって、境内で地面に立てる最後の儀式があって終了します。

ものすごく大勢の人がいて、もう芋の子を洗うが如くでした。綱を引っ張っているのか、ただ脇を歩いているだけなのか定かではないくらいです。

じいちゃんから御弊(おんべ)という、木遣り士が持ち歩いている飾り物のミニチュアをもらってきましたので、連休明けからはクリニックに飾っておきますので、興味がある方は是非ご覧ください。