・・・って大げさなタイトルを書くほどのことではないのでして、クリニックというのは元々広告については厳しく制限されています。
自由診療をやっているところは、当然自由競争の枠内で、広告戦略は大変に重要になってくるわけですが、保険医療がほとんどの当院としては、それほど自由が利くことは無いわけです。
開業たのが2005年12月ですから、あと半年くらいで丸5年がたつわけです。最初の3年間は、とにかくクリニックの認知度を高めることが広告の大変重要なポイントになります。
この間は、ミニコミ誌、インターネット媒体、自治会紙、回覧板表紙、街頭の地図などお金をあまりかけずにできるところに広告をだしました。でも、おそらく一番大きい効果を出したのはホームページとこのブログではなかったかと思います。
さすがに、初診の患者さんに書いていただいている問診表のミニアンケートを見ていると、クリニックの存在自体はたいたい地域に知られるようになったと思えるようになりました。
ちょうどそんなころに田園都市.comという地域ポータルサイトが医者特集の雑誌を出すというので、クリニック認知度向上の総集編としてうちものせてもらうことにしました。そして昨年はふたたび「田園都市の頼れるドクター」の続編が出ることになり、作戦を変えて再登場となりました。
今度は、自分のアピールポイントに絞った記事を載せてもらったのです。そして、それまでやっていた細かい広告はほとんどすべてとりやめにしました。4年目になり、クリニックの特徴を知ってもらうステップに入ったということです。
ですからも平成22年度の広告戦略と言っても、そんなに多くのことはありません。今年も「田園都市の頼れるドクター」に記事を掲載してもらうことにしていて、今日はお昼にその取材をしてもらいました。今年も自分の専門性をアピールする内容でお願いをしました。
これは自分の主観的判断ですが、どんどん捨てられるような媒体にはお金を使わず、「田園都市の頼れるドクター」のようなしばらく家にとっておいて、何かの時には開きたくなる紙面にお金をかけたいと思うわけです。
そして、開業以来ずっと続けているのがセンター南駅の看板広告。当院にとってはフラッグシップ広告・・・というより、唯一の不特定多数に対する認知広告と言えるかも知れません。でも、これだけは可能な限りやめずに続けていたいと思います、。
あとはインターネットのホームページとブログ。これですべての戦略ということになります。多少ゆとりができた割には、むしろ広告は少なくなったわけですが、それだけ絞り込んだという言い方もできるのかもしれません。