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2011年4月26日火曜日

だから映画だって

こいつ調子に乗ってる、と思われるかもしれない連日の映画の話。最初からヒッチコックが好きだったわけではありません。

映画館に足を運んだのは、当然親に連れられて渋谷界隈が最初。もちろん、こどもの時ですから、たぶん楽しんでいたのは東映マンガ祭りだと思います。とりあえず、記憶に残っているのは「わんぱく王子の大蛇退治」という1963年の作品。今でこそネットで検索できるのでタイトルがわかりましたが、雰囲気だけは覚えていましたがうろ覚えでしたね。

続いて覚えているのは、大映のガメラ・シリーズでしょうか。第一作は劇場では見ていないので、知っているのはギャオスとバイラス。テレビでは見れない、映画専属の怪獣は貴重でした。だって東宝専属のゴジラでさえ、えりまきをつけてウルトラマンに出演していましたしね。

まぁ、こどもらしいものばかりでしたが、何しろ映画館に行く最大の楽しみは・・・たぶん、ポップコーンだったと思います。まぁ、昭和のこどもですから、お菓子といえばチョコレートとキャラメル、スナック菓子といえばポテトチップとポップコーン。特にポップコーンは大好物だったんですよね。

映画館では、たっぷりのポップコーンをばりぼり食べながらというのが最高に楽しかったんです。飲み物はというと、うーん、やはりコカコーラでしょうかね。しかも、当然ビンですよ。懐かしいナイスバディの奴です。

こどもにとっては、映画の内容もさることながら、映画館に行くというイベントが楽しいわけで、結局実際に何を見たのかはあんまり覚えていなかったりします。

洋画は、テレビで必ず毎日洋画劇場があったので、むしろそっちから入ったというところでしょうか。特に淀川長冶の解説が聞ける日曜洋画劇場は、けっこう楽しみにしていました。年末年始の深夜もふだんなかなか見れない洋画をふんだんに放送してくれるので、助かりましたね。

つまり、ヒッチコックにしても、イーストウッドにしても、こういうテレビの洋画劇場の常連ということなんですね。ふだん、テレビには辛口の話を書いてしまうことが多いのですが、やっぱりテレビで育ったことは否定できませんかね。