2012年2月2日木曜日

トヨタ アクア 受注12万台

昨年末に発表されたトヨタのコンパクト・ハイブリッドのアクアは、発表時にバックオーダーが6万台。そして、昨日トヨタは1月末までに合計12万台の受注と公表しました。

昨年1年間で一番売れたのはプリウスで25万台、二番がフィットで20万台。このペースでアクアが受注を受けると(そんなことはありえませんが)年間数十万台になってトップに躍り出るかもしれません。

少なくともホンダのフィット危うし!! という状況は確定的かもしれません。世の中がコンパクトカーを求めているという状況があって、なおかつエコロジーな車に乗ってみたいというニーズをうまくつかんだということでしょぅか。

本来コンパクトカーはそれ自体燃費は悪くないわけで、ハイブリッド化する意味がどこまであるか・・・というところがあるわけです。実際、いくら燃費がいいと言っても、営業車並に走るのでなければガソリン代で元を取るというわけにはいきません。少なくともエコノミーとはいえません。

また、ハイブリッド車はガソリン車に比べて作るのにより環境負荷が大きいことを考えると、必ずしもエコロジーでもない。つまり、ハイブリッドカーを選択すると言うことは・・・結局未来に向けて、先進技術に触れてみたいということなのかもしれません。

そういう君もプリウスαを注文してるだろ、と言われてしまいそうですが。プリウスαは逆に大きくて、ハイブリッドカーとしては燃費性能はなかなか上がらない。やっぱり、このままガソリン車ではつまらないという、ある意味エゴみたいなところがあるのかもしれません。

少なくとも、10年後、いや20年後にはガソリン車は博物館ものになっているでしょう。現状では、電気自動車が普通に使われているのでしょうね。その時には・・・「新車買ったんだって? SONY、それともPANASONIC?」なんていう会話が普通になっているんでしょぅか。

マツダのスカイアクティブは、優れた技術であることは間違いないのでしょぅが、やはりガソリン車をとことん追求したとしても、すでに限界にきている技術であろうことは容易に想像できます。つまり未来が感じられない。

結局、現時点でのベストではないかもしれませんが、ベターな選択はハイブリッドと考えるのは自然の成り行きというわけです。

それにしても、プリウスαのトヨタが毎月発表する納期のお知らせなんですが・・・3列車については、昨年10月以後、ずーっと納期は今年の9月以降となっている。これって、どういうこと? 10月から注文が無いということ? それとも増産していて、納期が延びなくなったんですか。いまだに納期は不明のままでほったらかされている側としては、やや気になるところではあります。