まぁ、あきられるくらい音楽の話をブログに書いていますが、実はたいていパソコンのしょぼいスピーカで聴いているので音質的にはかなり貧弱。本当の音楽好きなら、普通は耐えられないような音でがまんしているわけです。
うちの長女が音楽プレイヤーを使うのに、でっかいヘッドホンを持っています。ちょっと、借りてパソコンにつないでみたら・・・おおお、スピーカで聴くのとは大違い。ひとつひとつの楽器の分離もしっかりわかるし、逆にアンサンブルでの調和の取れた響きの深みにも感動物でした。
そうそう、ヘッドホンといえば、そもそも小学生の時放送部に入ったんですよね。なんでかって? でっかいヘッドホンがかっこよくて、あれを使ってみたかったから。ヘッドホンをつけて、ミキサーコンソールの前に座り、マイクに向かってアナウンス。思い出しただけでもかっこいいじゃないですか。
ヘッドホンといえば、耳に全部かぶさる大きな物で、両耳を頭の上でつないでいるものでした。たぶんソニーがウォークマンを初めて出した頃からでしょう、耳当てがずいぶんと小さくなりました。持ち運びするためには、大きいと邪魔だったんですね。
さらに小さくなって、耳の穴に詰める程度の大きさになり、より軽装備になったのはいいのですが、やはり音はその分だいぶせこくなりました。いろいろな工夫がありますが、やはりそれほどの音は期待できるものではありません。
大きなヘッドホンは、やっぱいいわぁ。でも、これを使っていると周りの音がほとんど聞こえない。でかいので持ち歩けない。帯に短したすきに長しです。丸々一日、好きなだけいい音で音楽を聴くのもいいなぁ。