2012年2月26日日曜日

オリーブオイル


毎朝テレビでタレントの速水もこみちが、料理の腕をふるっています。ちょうど、朝クリニックに到着して、掃除をしたりしているときに見たりすることがちょいちょいあります。

話題になっているのが、とにかくオリーブオイルが大好きらしくて、いろいろな料理にたっぷりと使うというのです。実際、確かによく使っているけど、まぁ使いすぎということもないので、ネットのネタみたいなところでしょぅか。

オリーブオイルはイタリア料理には欠かすことができませんが、自分の場合別のことで使い始めました。キャンプ道具の中にダッチオーブンというのがありまして、簡単に言うとやたらと重い鉄鍋。

蓋の重みがあって、圧力鍋のような使い方ができます。焼く・煮る・蒸すなど、いろいろな料理に利用できるので、キャンプでは大変重宝する道具。

ただこの鉄鍋の手入れというのが、難しくはないのですが、ある程度知識が必要。鉄鍋は油の層を何重にも作っていくことで、なじんでいくのです。そこで使うのがオリーブオイル。

それもオリーブ・オイルの中でも、高級なエキストラ・バージン・オイルが必要。エキストラ・バージン・オイルには塩分が含まれていません。塩分・・・つまりナトリウムは水分をひく力があるので、塩分の入っている油では錆が出てしまいます。

結局、エキストラ・バージンを薄く塗って、何度も火にかけて焼いていくことで、水洗いだけのほとんど手入れを必要としない「黒光り」した手になじんだ鉄鍋となっていくわけです。

そんなわけで、オリーブオイルというと、単なる料理の材料というより、ちょっと特別な道具として思い入れがあったりするわけです。