春真っ盛りを超えると、花の色は赤や黄色などの目立つ色から、ちょっと大人っぽい青から紫が目立つようになってくる気がします。
その代表的なものの一つに藤(ふじ)がありますが、いつもクリニックに向かう途中に、道路に面した見事な藤棚のある家がありまして、毎年密かに楽しみにしています。
今年は・・・あれ? あれ? あれれれ?
どこだっけ。気がつかないうちに通り過ぎた? 何しろ斜め上をずっと見ながらは運転できませんから。見落としたかな。明日、また気をつけよう。
ところが、やはりありません。そうか、新しい分譲住宅の内覧会をやっていた場所・・・あそこだ。藤棚ごと取り壊して、新しい売り家を建ててしまったということです。
まぁ、他所様の土地のことでとやかく言える立場じゃありませんから、しょうがないと言ってしまえばそれまで。
ですけど、毎年楽しみにしている「風物詩」が無くなるというのは、季節の変化を感じられるものの一つだっただけに残念です。