今年の桜は全国的に開花が遅くて、いまだにお花見を楽しむには早い感じ。
盆栽の桜も同じで、昨年、最初に手に入れた旭山桜の鉢は今が満開。とはいっても、花はこれだけ。去年と比べて、まったく数が少なく寂しいかぎりです。すでに葉も出始めています。
もっとも、盆栽を始めるにあたって、とにかく最初の目標が、来年も花が咲くことだったので、なんとか達成できたことには変わりないので良しとします。
そもそも、桜の花芽がつくのは花が散ってから数か月ですから、夏までには翌年の花の具合は決まっています。
冬の寒さの刺激で花芽は目が覚めて、春の温かさで開花するわけですから、この冬は暖冬で寒さの刺激が少なかったということでしょうか。
そしてその緩い寒さが持続しているために、開花にめりはりがなく、花と葉が同時に出てきているのかもしれません。
もう一鉢、吉野桜があるのですが、こちらは蕾がやっと膨らみだしたくらい。まぁ、ゆっくりお花見ができていいのかもしれませんけどね。