食器の材質にもいろいろありますが、まぁ一番陶器が多いですかね。
ガラス製というのもあるし、中には金属製のものもあります。金属製は壊れませんが、たいてい見た目が味気ない。
陶器やガラス製だと割れやすいのが一番の難点。そこを何とかしましょうと登場するのがこれ。
これ・・・これ・・・コレールというわけで、1970年にアメリカで誕生した「Vitrelle(ビトレル)」と呼ばれる三層のガラスを熱圧縮させて、衝撃に強く割れにくくしたもの。
熱にも強く、電子レンジやオーブンに入れても大丈夫というのがウリになっています。
こどもが小さいときキャンプにせっせと出かけて、ブラ食器ではつまらないので少しはおしゃれに・・・と思って、少しずつコレールを集めました。何しろ、荒い扱いになりやすいキャンプでは重宝します。
ところが、ある時一瞬でほとんどのコレールが消滅したのです。
洗い終わったコレールをまとめてしまおうと長男が持ったのはいいのですが、期待通りというか、当然のように落としてしまいました。
さすがに大小20枚くらいを重ねていたので重たい。一枚なら割れなかったかもしれませんが、まとめてだといくらなんでも無理があったようで、ガッシャーン!!
コレールは割れると、普通のガラスよりもこまかく四散します。
その時生き残った数枚が今でも食器棚にあります。キャンプをしなくなった今では、新たに増えることなく、それなりに活躍しています。