夏季臨時休診

夏季臨時休診のお知らせ 8月14日(金)~8月19日(水)臨時休診します。

2010年12月14日火曜日

今年の本 ~ IQ84

本はだいぶ勢いがなくなってきました。これもネット効果でしょうか。
それでも、本を読むということは知的興味を満足させる上で、重要なアイテムであることはかわりありません。

話題性でいうと水嶋ヒロでしょうか。人気アイドル俳優が、急に芸能界を辞めて小説家に転進というのは、話題性ではもう十分。もっとも、話題ばかりが先行していて、実態はまだ見えていません。

売れ筋では村上春樹でしょう。新作は、当然ベストセラー。映画の「ノルウェイの森」も公開され、のりに乗っているというわけです。

ところが、自分は最近の新作をせっせと読むわけではなく、昔の本をよみかえすばかり。たまに新刊を買っても、趣味にはしったものばかりなのであまり話題にできる話はありません。

何年かたっても、また本棚から取り出して読みかえてみたくなる本が登場することを、切に希望するのです。来年に期待!!

2010年12月13日月曜日

今年の事件 ~ 尖閣諸島問題

今年もいろいろに事件があり、今の時期なら、もううんざり状態の市川海老蔵にとどめをさすのでしょうが、さすがにいろいろな影響を考えると尖閣諸島をめぐる一連の騒動が最大の事件だったのではないでしょうか。

中国との間の「領土問題」として、以前より話題になっていたことでしたが、ついに中国人船長の逮捕という事態を招きました。

さらに、その罪はしっかりと認識しておきながら、超法規的ともいえる釈放という、中国を意識した外交対応でことをうやむやにおわらせようという、わけのわからないことに。

なんだ、結局「玉虫色」みたいな話で終わるのかと思っていた矢先に、今度は中国船の故意の衝突を記録したビデオのネット流出という、政府の本当に危機管理の甘さを露呈するオマケがついてきた。

日本が外国からどのように見られているのか、外国に対してどういう態度をとるべきなのか、国内の政治の管理体制は本当に大丈夫なのか、はたまた知る権利とはどこまで要求されるものなのか、ネット社会の安全性は確保できているのか。

考え出すと、次から次へといろいろに疑問がでてきた事件でした。ところが、やはり、どの疑問に対しても何一つ答えらしき物が見えてこないというのも、日本人らしいと言えばそれまででしょうか。

2010年12月12日日曜日

今年の人 ~ マツコ・デラックス

毎年毎年いろいろな芸能人が出ては消えしていきますが、今年一気にブレークしたタレントの一番はマツコ・デラックスじゃないかと。

もちろん、勝手なチョイスですから、賛成・反対いろいろな意見があるとは思います。これは好き・嫌いとは別次元の話。

実際のところ、最近は毒舌系のタレントはやたらといて、他人の悪口で笑いを取るというのは、あまり気持ちのいいものではないと感じています。

おかま系タレントも花盛りで、もう人間世界は一体どこに進もうとしているのか。なんだか、わけがわかりません。

そういう、最近では毒舌系・おかま系なんてのは、見飽きているようなところですが、そこへ登場したマツコ・デラックスは、そんな単純なふるいわけではおさまらない、独特のキャラが新鮮でした。

毒舌なんですが、自分もおとしめていて、一方的に悪口を言うのとはちょっと違うんですね。そのあたりが、ちょっと間違うとひがみになってしまうところを、自分の体系もからめて笑いにもっていくところは悪くない。

ただ、何人かの一人として出でいるときは、まわりのバランスを考えすぎるのか、いまいちコメントに切れが無いように思うんですよね。自分のキャラ全開にできないところが、根が真面目なのか、まだタレントとして未熟なのか。

そんなことを、勝手に思っていますけど、来年は磨きをかけて、さらに活躍してもらいたいものです。

2010年12月11日土曜日

クリニック忘年会 @ 原宿 南国酒家

今夜はクリニックの忘年会。なんと、東京、なんと、原宿まで行きました。場所は、お気に入りの中華で南国酒家です。

今回は、クリニックの開院5周年、医療法人化記念ということで盛大に忘年会をやることにしました。日頃、クリニックを支えてくれているスタッフ、その他の方々を招待し、家族もそろっての会となりました。

ちょうど、表参道はクリスマスイルミネーションが久しぶりに復活して、とてもきれい。料理はいうことなし。

今夜は皆に感謝をすることしかりで、本当に楽しい一夜をすごすことができました。これからも、クリニックを盛り立てて、いろいろいたらない院長を助けてください。

2010年12月10日金曜日

韮鉄餃子 @ 鉄龍山 荏田店

国道246号の新石川交差点の角、それも、めっちゃ入りにくいところにある中華の店が鉄龍山です。いくつか店舗があるようですが、とりあえずこの店は荏田店ということになっています。

交差点の立体化工事ができてからはさらに入りにくくなって、疎遠になっていました。ところが、ひょんなことから帰りの裏道から直接見せの前に出れることを発見して、いつかクリニックの帰りに寄ってみたいと思っていたのでした。

今日は、そんなわけで、やっと念願叶ってやってきました。名物はこれ。韮鉄餃子です。たっぷりの韮がはいっていて、具もたっぷりの細長い餃子です。とにかく、うまいです。一見変り種風ですが、王道を行く味だと思います。

それ以外には田舎ラーメンを注文しました。これは野菜炒めの乗ったタンメン風ですが、これまた自分の大好きな鶏がらスープ。醤油のきつくない、すっきりとしたスープに細麺は絶品です。

2010年12月9日木曜日

センター南医療ヴィレッジ運営会議

センター南医療ヴィレッジとは、自分が入っているクリニックビルに自分たちで勝手につけた名称。小児科泌尿器皮膚科眼科内科耳鼻咽喉科、そしてお隣さんの産婦人科が村民ということで、自分は村のコンビニということになっています。

しばらくコンビニとしてはさぼっていて、村民会議を開くのは久しぶり。今回は忘年会も兼ねて、うちのクリニックではおなじみの近くのべったこ亭で、昨夜運営会議を開きました。詳しい議事録はこちら

クリニックには自宅から来るまで来ているのですが、昨日は夜の会に備えて、昼に協力医をしているケアプラザのあとに車を置きに自宅に戻りました。

さて、バスの時刻表を確認すると・・・うわぁ、5分後じゃないですか。バス停まで約500メートル。のんびり歩いていては、間違いなく間に合わない。

やりました、全力疾走。ほんと、ひさしぶりです。

ところが・・・

ところがですね、全然前に進まない。短い足を一生懸命出しているつもりなんですが、まったく疾走感がありません。

そのうち、息は絶え絶え、心臓はばくばく、足はがくがく。

もう、ダッシュで倒れて、この辺じゃAEDも無いだろうから、そのままになっては泣くに泣けない。

そして、案の定、今日は両側大腿部の筋肉痛で、がくがくしているというていたらくです。皆さん、自分の年はしっかり認識しましょう。自信はいいですが、過信にならないようにしないとね。

2010年12月8日水曜日

言論の自由

またまた、難しいテーマについて語ろうとしている・・・あさはかと言われてしまいそうですが。

何でも、それぞれの個人・団体が言いたいことを自由に発表できる、というのが言葉の主旨。別の言い方をすれば、そういう発表を妨げることはできない、ということになるのでしょう。

実際、真の言論の自由は・・・おそらく、世界中どこにもない。どんなに自由に振る舞っていても、何らかの手かせ足かせはあるもので、それは見える形の拘束である場合も、見えない形での - 自分の心の中の決まり事みたいなものであるかもしれません。

よく、報道機関は言論の自由を主張しますが、まるでそれを正義のようにふりかざすのは、どうもピンと来ないことが多い。報道を盾にして、あることないこと書き立てるような場合も少なくないと思いますし、その逆もあるような気がします。

結局、建て前と本音みたいな話になってしまうのですけど、建て前だけで上っ面だけ仲良くしても、それはあくまで社交辞令のような物。しかし、本音だけで通すと、まとまるものもまとまらず、社会は混乱をきわめてしまいそうです。

違う価値観を持つ様々な人々が、ある共通の枠組みの中で社会生活を営むためには、少しの本音と多くの建て前が必要であることは、やむを得ません。そこのバランス感覚は大切で、それを持っていることが「大人」ということなんでしょうか。

言論の自由よりも、言論の不自由の方がより大切なのかも知れません。

2010年12月7日火曜日

内部告発

Wikileaksが最近話題になっています。ネットは日常的に使っていますが、最近のニュースで聞くまでは、実は知りませんでした。

世界からの内部告発を開示し、いろいろな世界の裏事情を表にさらして、よりよい世界を構築するというもののようです。いろいろな意見が出ることは当然だと思いますが、自分としては諸手を挙げて賛成とはいえないものだと考えます。

内部告発というのは、、組織内の人間が、所属組織の不正や悪事を、監督機関(監督官庁など)や報道機関通報することである、とされています。このことは、もちろん否定されるわけではないのは当然のことですが、Wikileaksは「内部告発」と言えるのか疑問を感じるわけです。

つまり、告発を受ける側は、基本的にそれなりの責任を負うことができる組織であるべきであると考えられるわけで、Wikileaksは基本的に情報の垂れ流しだけで責任を持てる組織では無いといえます。

つまり、その情報をだだ集めて公開するだけでは、混乱を招くことのほうが多いように思います。ある意味では単なる「中傷」、あるいは「野次馬」という範疇から出ないと言ってもいいかもしれません。

私たちが、国のやっていることをすべて知る必要があるでしょうか。国民一人一人が、すべての国家責任を負うことはとうていできないわけで、いろいろな駆け引きがあることはもっと小さい社会でもいくらでもあることです。

まぁ、いろいろな集団の中では、価値観を共有化することが大変に難しいものだということをあらためて感じるわけです。もともとの情報を持っている組織、それをWikileaksに流す人々、そしてねっとに公開してしまう集団、それぞれの価値観はずいぶんと違うんでしょうね。

そして、匿名性が高い(と考えられている)ネット社会の怖さというのも、あらためて感じますね。実際には、完全な匿名性というのは、たぶん・・・無いわけで・・・

あ~、飲酒ブログで書くにしては、ちょっとヘヴィなネタを選んでしまいました。もう、なんか、頭がまとまらなくなってきたので、このへんにしておきましょう。ふんふん。

2010年12月6日月曜日

新薬・旧薬

関節リウマチ治療では、生物学的製剤と呼ばれる薬剤がいまや話題の中心にあって、これなくしては何も始まらないかのような様相を呈しています。

しかし、日本でも1999年からリウマチに使われるようになったメソトレキセートという内服薬は、アンカードラッグ(すべての基本として使用される薬剤)としての地位を固め、忘れてはいけないものとして重要性を増しているのです。

メソトレキセートは、もともと抗がん剤として使用されてきた薬です。葉酸という核酸合成に必要なビタミンと似た構造をしているため、メソトレキセートを取り込んだ細胞は核酸合成作ることができなくなります。

核酸は細胞が増えていく課程で必要な遺伝子 - つまりDNAに必要な物で、核酸を作れないと細胞分裂ができなくなります。がんのような活発な細胞分裂を起こしている組織では、その発育が抑制されるという理屈です。

リウマチでも、自分に対してアレルギーを起こす自己免疫という活発な反応が起こっているため、効果がでるもので、免疫調節をすることがその薬理作用と考えられています。

これは、リウマチの病態を考えるとより上流での作用ですから、原因治療に近いものと考えることができます。生物学的製剤は、関節内で直接障害を起こしているサイトカインをターゲットにしているものが多いので、どちらかというと究極の対症治療とも言えなくはありません。

もっとも、そんな単純に割り切って説明できるわけではありませんし、現実に最新の生物学的製剤はより免疫そのものを起こしている細胞をターゲットにしています。

いずれにしても、生物学的製剤を使う場合でも、メソトレキセートは上手に併用することが、いろいろな問題を起こしにくくして、さらに治療効果をあげることがわかってきていますので、重要性は減じることはありません。

日本リウマチ学会は、日本の保険医療の中で制約の多いメソトレキセートの使用に対して、もっと適切な量が使えるように働きかけをしています。確かに重篤な副作用が出現する可能性がある薬なので、簡単に増量するというわけにはいきません。

しかし、より高価な生物学的製剤に頼るよりも、メソトレキセートをうまく使用すれば、それだけでも多くのリウマチ患者さんはコントロールが可能と考えられています。リウマチを専門にしている立場では、基本となるメソトレキセートをうまく使えることは必須条件と言えるでしょう。

ついつい新しい物に目がいってしまうことが多いのですが、メソトレキセートもまだリウマチ診療の舞台に登場して10年ちょっとしかたっていない薬なのです。この薬についても、十分な情報を収集・整理して、より効果的な使い方ができるように勉強していかなければなりません。

2010年12月5日日曜日

どん兵衛天ぷらそば VS 緑のたぬき

きったぁ~!! いきなりのカップ麺リーグ、天ぷらそば杯争奪の頂上決戦。

日清ブランドの威信をかけて登場のどん兵衛、はたまたマルちゃんブランドの面目にかけて負けられない緑のたぬき。両者共にこれまでも互角の戦いを何度となく見せてくれていましたが、いよいよついに勝敗を決するときがきました。

最初に登場は緑のたぬきです。兄貴分の赤いきつねをセコンドに控えさせ余裕のガッツポーズ。麺、粉末のスープともにカップ麺としては十分に水準をみたした出来映えで、安定した味を提供し続けています。

一番の自信はかき揚げでしょうか。保存食としてどこまで天ぷらを「らしく」するか、という点においては余人を寄せ付けないものがあります。

続いて登場はどん兵衛。シリーズのトップとして負けるわけにはいきません。今年から麺の命と言えるそばを「ぴんそば」と銘打って、格段の進歩をとげました。カップ麺でノンフライタイプではないのに、大変腰のある麺は最強と言えるでしょう。

しかも、スープを粉末から液体に変更したことで、味についてもより本物に近くなり、ほぼ完璧と言っても過言ではありません。

しかし、特盛りになると依然として粉末スープにしているのはどういうことでしょうか。また肝腎のかき揚げの味が、もうひとつというのが痛い。油のせいでしょうか。誠に残念です。

日清の麺とスープにマルちゃんのかき揚げをのせれば、最強のカップ麺天ぷらそばになるのでないかと思いますが、これはさすがに両者が妥協しないでしょうから、実現は不可能でしょう。

今回の対決も、それぞれのいいところがでたものの、決定打にかける戦いで勝負は引き分け。最近は新人の特徴のあるそばがカップ麺にも増え始めているので、2大プランドも安心はしていられません。さらに切磋琢磨して、より美味しく進化してもらいたいものです。

2010年12月4日土曜日

冬支度

今年は灼熱の夏が長く続いて、秋はどこへ行ったのやら。木々も色づくタイミングを失ってしまったのか、なかなか紅くならない。

11月の末になって、やっと横浜のはずれでも紅葉が見られるようになったと思ったら、すでに葉はかさかさであまり元気とはいえません。あっという間に落ち始め、一気に冬支度へと向かっているようです。

ところが、昨日は朝から雷鳴轟く嵐で、雨かと思えば晴れ間がのぞき、晴れかと思えばまた雨が降るというぐちゃぐちゃの天気でした。

今日は、一転して昼間は冷房を入れたくなるくらい暑かったりして、もう体調管理
をするのも楽ではありません。今のところインフルエンザはぼちぼちで、それほど多くはありません。

かわりと言ってはなんですが、ノロウイルスによる急性腸炎は確実に蔓延しています。皆さん、くれぐれもご自愛ください。

2010年12月3日金曜日

マイナー科目

担当の教師の方には申し訳ないのですが、音楽と美術と体育はマイナーな科目の代表でしょう。その科目を専門にする学校に進学するのでなければ、大多数の人にとっては受験でも必要の無い科目です。

逆に言うと、必要な人以外には関連が無いわけですから、本当に勉強したい人だけがしっかりと勉強するという、ある意味理想的な科目でもあるわけです。

だって、受験のためだけに勉強して、大学に進学するとほとんど必要性の無い勉強をするというものほど、つらいことはありません。無意識のうちに植木算とかはつかっているかもしれませんが、少なくとも複素数が必要だった経験はありません。

学ぶと言う事は、知的好奇心をみたすことであり、少なくとも生きていくために必要な術を習得することであるわけで、自ら学ぶ必要性を認識して初めて成果につながるはずです。

そうは言っても、美術にしても音楽にしても、何を学んだということはありませんが、今の自分の生活のためのさまざまなdutyの狭間で、ゆとりを作ることに多いに役立っていることは間違いありません。

運動が得意とは言えない自分にとって、体育はやったことがないような競技について想像する力となっていて、現実に整形外科という医学の中では大きな意味を持っているのです。

小学校までさかのぼれば、家庭科というのもマイナーでしたが、ここで料理や裁縫の基本をおそわったことは、少なくとも無駄にはなっていません。初めて自分で作ったほうれん草のソテーは、本当に今でも美味しかったと思います。

もしかしたら、マイナー科目ほど、誰にでも必要な勉強だったのかもしれません。そのときには無駄と思っても、大人になってふと気がつくことが、きっとくることでしょう。

2010年12月2日木曜日

先生と生徒

今日は協力医をやっているケアプラザ(横浜市社会福祉協議会が運営しています)で、2時間の講演をしてきました。1時間だと思っていたら、直前に2時間とわかってけっこうあわてました。

どんだけの内容を、どんだけの時間で、どんな人に対して講義するのかは、こういうことを引き受けるときの基本なんですけどね。初めてのテーマだったんで、ばたばたしてしまい、ちょっと迷惑をかけたかもしれません。

まぁ、それにしても、皆さん熱心に聞いてくれるものです。仕事に直結した話ですから、もっともですが、おかげでこちらも喋りがいがあるというものです。

最近、高校生の頃の授業の話をいくつか書いてきましたが、書いているとあらためていい生徒ではなかったなぁ、と思い返すことが多い。先生というのは、なんにしても生徒に何かを伝えたいわけです。それをおちょくってばかりだったわけですから、先生からすればやりがいがなかったことでしょう。

こっち側と向こう側の立場を経験して知ることで、初めていろいろなことが見えてくるんですよね。今だったら、いい生徒になれるんですけどね。もう、遅いか・・・

2010年12月1日水曜日

メジャーとマイナー

内科・小児科・外科・産婦人科というのがメジャー科、自分がやっている整形外科を含むそれ以外の科はマイナー科と呼ばれています。

これは、医師国家試験の出題の関係で言われるようになったこと。メジャーは必ず毎年出題されるのですが、自分が受験した頃はそれ以外に毎年マイナーから2科が出題されていました。

マイナーがどれになるかは半年前くらいに発表され、どれになるかで悲喜こもごもだったのです。自分のときは眼科と皮膚科。これは辛かった。何故かというと、どちらもメジャーからはほぼ独立した勉強が必要で、しかもほとんど暗記するしかない科なのです。

他の科との関連性があれば、勉強する量は少なくできるわけです。国家試験直後には、眼科も皮膚科もけっこうな知識がありました。しかし、整形外科の医者になってからはどんどん急激に知識が消えていきました。暗記だけでは身につかないということですよね。

内科本道・外科外道という言葉もあるんですよね。内科系が医療の主役ということで、まぁ確かに否定はできません。しかし、歴史的には「戦争」があって、さまざまなけが人の治療を「外科」的に行うことで医学が進歩してきたということも事実なのです。

もともと床屋さんが外科をやっていた・・・床屋の入り口のくるくる回っているサインは、動脈の赤と静脈の青、そしてリンパ管の白ですからね。ですから、外科が下に見られるというわけです。となると、外道のマイナー科の整形外科というのも、医者の中ではずいぶんと地位の低い科というわけです。