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日清ブランドの威信をかけて登場のどん兵衛、はたまたマルちゃんブランドの面目にかけて負けられない緑のたぬき。両者共にこれまでも互角の戦いを何度となく見せてくれていましたが、いよいよついに勝敗を決するときがきました。
最初に登場は緑のたぬきです。兄貴分の赤いきつねをセコンドに控えさせ余裕のガッツポーズ。麺、粉末のスープともにカップ麺としては十分に水準をみたした出来映えで、安定した味を提供し続けています。
一番の自信はかき揚げでしょうか。保存食としてどこまで天ぷらを「らしく」するか、という点においては余人を寄せ付けないものがあります。
続いて登場はどん兵衛。シリーズのトップとして負けるわけにはいきません。今年から麺の命と言えるそばを「ぴんそば」と銘打って、格段の進歩をとげました。カップ麺でノンフライタイプではないのに、大変腰のある麺は最強と言えるでしょう。
しかも、スープを粉末から液体に変更したことで、味についてもより本物に近くなり、ほぼ完璧と言っても過言ではありません。
しかし、特盛りになると依然として粉末スープにしているのはどういうことでしょうか。また肝腎のかき揚げの味が、もうひとつというのが痛い。油のせいでしょうか。誠に残念です。
日清の麺とスープにマルちゃんのかき揚げをのせれば、最強のカップ麺天ぷらそばになるのでないかと思いますが、これはさすがに両者が妥協しないでしょうから、実現は不可能でしょう。
今回の対決も、それぞれのいいところがでたものの、決定打にかける戦いで勝負は引き分け。最近は新人の特徴のあるそばがカップ麺にも増え始めているので、2大プランドも安心はしていられません。さらに切磋琢磨して、より美味しく進化してもらいたいものです。