田園都市リウマチフォーラムというのは、横浜市都筑区の自分と、青葉区のひろた内科クリニック、緑区のあゆみクリニックで始めた勉強会から発展したものです。今夜はひろた内科に世話人ということになっている3人が集まって、次回のフォーラムの打ち合わせと恒例となっている勉強会でした。
この勉強会で、いつも思うのことは、膠原病がらみの話になったときの自分の知識の足りなさです。関節リウマチという病気だけなら、内科系の二人の先生とそれほど見劣りのしない討論ができると思っているのですが、純粋に内科疾患と言える膠原病に関してはどうしてもわからないことが多い。
膠原病は、教科書を買ってみたりして勉強しようとしてはいるのですが、どうもなかなか複雑で漠然とした話が多くて、どうもピンと来ないことが多い。
あゆみクリニックの上里先生が面白いことをいっていました。膠原病の勉強はドラクエみたいなものだと。つまり、一人一人の患者さんの主治医になることで経験値がもらえて、患者さんを無事に合併症を発症させずにコントロールできるとレベルがあがるんだというのです。
これは、リウマチでもある程度同じで、患者さんの病態は一人として同じものは無く、教科書に書いてあることは理想像みたいなものですから、実地にこつこつと経験を積み重ねていかないことにはダメだということなんですね。
今の自分は、病棟はありませんから、なかなか経験値を貯めるというわけには行きません。とりあえず、こういう勉強会でアイテムを一生懸命集めておきたいと思うわけです。