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2010年12月16日木曜日

今年のスポーツ ~ サッカーワールドカップ

スポーツ界のニュースは、たいていの場合気持ちを明るくするものです。いやぁ~なニュースが多い中で一服の清涼剤として、大事な役割をもっていると思いませんか。

今年は、バンクーバー冬季オリンピックとサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会という二つの大きなイベントがありました。

バンクーバーで頑張った日本人の話題は、もちろん大きな出来事なんですが、どっちか選ぶとするとサッカーに軍配が上がるのではないかと。

何故かというと・・・期待を裏切られた、というと申し訳ありませんが、予想をはるかに超える日本代表の活躍で盛り上がり度で言えば、文句無しの高得点でした。

今回の大会に向けて、オシム監督を招聘したものの病気リタイア、またもや代打の岡ちゃん登場で気持ちはしぼむばかり。直前の練習試合まで決定力不足で、1勝でもできるんかしらという状態で本番を迎えました。

結果はベスト16。もちろん選手は満足できないでしょうが、一つ一つ日本で応援する自分たちにとっては、気持ちをヒートアップさせてくれました。そして、これからに続く何かを見せてもらったと思える内容で、拍手喝采だったと思います。

一方、あきれ返ったのが大相撲の次から次へと出てくる騒動の連続。よくもまぁと言うか、あまりのひどさに、特に相撲のファンではない自分としては、今までファンでなくてよかったと思いました。

逆に言うと、ファンだった方にとっては、本当につらい1年でしたでしょうね。お気の毒です。誰が決めたか「国技」という器にどっぷりつかって歴史を守るだけならば、こちらには未来は見えてこないでしょうね。

それにしても、日本の国家予算は結果の反映されない仕分け流行りで、スポーツに対しての低予算は世界最低水準と言われています。韓国が国を挙げてスポーツ振興をはかって成果を出してきていることはよく知られています。

スポーツはもともと、戦争の代替という側面を持っているわけで、スポーツをする人はもちろんのこと、しない人にとっても国としての勝利はいろいろな勇気をあたえてくれるというのは事実です。もう少し、このあたりにお金をつかってあげてもいいんじゃないかと思うんですよね。