全日本フィギアやってます。今日は女子のクリスマス決戦、ショート・プログラムでした。
フィギア・スケートは華やかですね。いろいろなジャンプの技がありますが、何がどう違うのかよくわからないのですが、とにかく得点が高い選手ほど、見ていてなんかすごいなぁと思うものです。
例えば、曲一つとってもきちんと演技の要素としてしっかり組み込んでいるのは見ごたえがあるものです。今年売出し中の村上選手は、曲の流れの使い方はピカイチではないでしょぅか。
安藤美姫選手は、さすがにベテランの域に入ってきました。テクニック的には早くから注目されていましたが、もともと表現力が不足しているといわれてきました。しかし、今や指先まで神経が通った演技はさすがです。
注目はジュニア優勝の庄司。14歳とは思えない、ダイナミックな演技は次世代のスターを予感させます。
しかし、何と言っても今年は不安定要素の多い女王浅田真央が最も気になるところでした。バンクーバー・オリンピックまでの好調はどこに行ったのか、シーズン開幕以来目を覆いたくなるような失敗が目立ちました。
スポーツ選手は、どこかでメンタルな部分の影響を強く受けるというのはよくある話。ライバルとして互いに影響しあった韓国のキム・ヨナの事実上の引退(?)などは大きく関係しているのかもしれません。
でも今日はよかった。観客全員が固唾を呑んで見つめたジャンプだったと思いますが、何とかこなして、その後のステップも乗ってきている感じがありました。このまま、乗り切ることができれば、もう向かうところ敵無しの存在になれるのかもしれませんね。