日本には、年に一度「父の働く日」というのがあります。
もちろん父はいつも働いているわけですが、ここで働くというのは自分の家の中のことについてということです。
なかなか、いい習慣ですが、最近はけっこう奥様も働いている過程が多く、うちもその例にもれません。ですから、父だけが家のことで働くということには、若干の疑問を持つ部分はあるのですが、まぁ細かいことは言いますまい。
仕事は休みですが、いつもと同じく6時に起床。食卓を片付けて、サッカーの部活にいく次男にそ即席朝ご飯を用意し、しばし好きな音楽を聴きながら朝のコーヒーをすする。
それから、洗濯機を回し干した後は、庭のゴミなどを片付け。ブランチの用意。昼からは、夕食用に用意しておいたローストビーフ作り。
いろいろな作り方がありますが、大事なことはゆっくり中央まで火が通っていること。今回はけっこううまくできています。今回は肉を数日前からコショウと少なめの塩をふってワインにつけておきました。フライパンで表面が軽く焦げる程度にやきます。数分かけてだいたい全面に焦げ目がついたら、オーブンにいれて100度で40分。この低めの温度がポイント。
ローストチキンの時は、オーブンでしっかり火を通して表面がぱりっとなるのが大事なので200度以上の高温にします。ビーフはしわーっと、ゆっくり熱が中まで届くことが大事なんですよね。
そんなわけで夕食はメインのローストビーフとワインで、「お母さんいつもご苦労様でした」ということになるわけです。