単なる痛み止めをだして、なんとか関節リウマチ患者さんにガマンをしてもらっていた時代がありました。それほど古い話ではなく、自分が学生の頃の講義で教わった内容は少なくともそうでした。
これは、関節リウマチの治療のピラミッドと呼ばれ、副作用の危険の少ないものから順番に使用して、効果が無ければステップアップするというもの。当然、鎮痛剤だけ服用して、その時の痛みを和らげてもリウマチの病気の勢いは変わらないので、骨が崩れて変形を起こしていくわけです。
当然、変形に対して手術的な治療が介入する機会が多々あるわけで、関節リウマチを整形外科が中心となって治療していくという考え方にも正当性がありました。
しかし、今やリウマチの治療は内科的な領域で、まずいかに制圧するかにかかっています。内服薬にしろ注射薬にしろ、重大な副作用をいかに抑えて使っていくかが重要。
通常、リウマチ治療は外来レベルが中心ですから、クリニックでほとんどのことはできます。というか、できないと専門ですとは言えません。
ただし、副作用の問題がありますので、診療所同士、あるいは診療所と病院との連携をいかにうまく取っていくかというのは大変重要なことになります。
そんなわけで、今夜は新横浜で病診連携の強化ということを含めた講演会に出席してきました。講師は聖マリアンナ医科大学の山田教授。いつもお世話になっている、おなじみの先生です。
実は、昨日の飲み過ぎてちょっと二日酔い・・・正直、やや辛い。まぁ、リウマチ関連のことで手を抜くわけにいかない。がんばりましょう。
プリウスαは今日も見かけません。トヨタは増産しているのは間違いないのですが、完成した車両はどこへ行っているのやら。もっとも、納期が早いフィットシャトルも見ませんね~