2011年7月29日金曜日

患者番号

以前は病院の診察券というと、患者番号、氏名、生年月日がエンボス加工してあるプラスチックカードが主流でした。いろいろな指示伝票などに、「ガッチャン」とローラーをあてて文字を写し取ります。

クリニックでは、そもそも患者さんの数も病院と比べて少ないですし、そんなに伝票もないので、たいてい手書きで済んでしまう。コストを考えると紙の診察券で十分で、患者番号さえわかればなんとかなる。

うちのクリニックでは、多少高級感があるので診察券はプラスチックカード。必要な情報を転写式リボンプリンターで印刷してお渡ししています。

開業当初、何番からはじめてもよかったのですが、あまり少ないのもなんだし、あまり大きな数字というのも・・・と、いうわけで10100番からスタートしました。10000から10099までは、VIP用・・・というわけではないのですが、ちょっと特別な人用。

やっと、最近20000番を超えて20100番までたどりつきました。開業してから5年8ヶ月。月平均新しい患者さんが147人来院していただいた結果です。

横浜市都筑区は、けっこう住民の流動もある街なので、正確に定住している方の人数というのはよくわかりません。年間数万人の移動があるとして、おそらく開業してから延べ30万人くらいの人のうち1万人がうちのクリニックを利用していただいたのかもしれません。

さすがに、自分が元気なうちに99999番まで患者番号がのびるということはないと思いますので、患者番号を10000台からスタートしたのは正解かもしれません。とりあえず、22222番の番号を射止めた方には、何か記念品を・・・って、病院に行っておめでとうと言われても、患者さんは苦笑するしかありませんよね。

たぶん、今日は都筑区で2回目のプリウスαを目撃したと思います。そろそろ暗くなって、色が黒だったので瞬間での判断ですが、間違いなくWISHではありませんでした。