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2011年9月23日金曜日

プリウスCのすべて

プリウスαやプリウスCの話を書くようになって、ブログのアクセス数が随分と増えました。自動車好きの人が書く自動車ブログではないので、本来の目的とは離れてしまうのですが、まぁそれはそれでよしとしましょう。

プリウスαはすでに発売され、それなりに街で見かけるようになり、情報も比較的まとまってきています。それに比べて、プリウスCについては、さすがに正式発売の発表がまだないため、巷では話が錯綜していて本当のところはよくわからない。

そこで、これまでに出てきた情報を整理してみます。公式にPRIUS Cの存在が発表されたのは、今年の1月。デトロイト・モーターショーでプリウスαとともに、コンセプト・モデルとして近未来を想像させる姿を現したのです。

すでにトヨタのドル箱であるVitz級といわれるサイズによって、ハイブリッド路線の強化に出るトヨタ戦略の一環としてコンパクトサイズをおさえるものとして登場。Cはcompactでもありますが、cityのcとされています。

さて搭載される動力系は、20系プリウスのシステムを流用。1モーターか2モーターか、いろいろと噂がありましたが、現在までのところ2モーター1エンジン(排気量1500cc)のTHS IIというのが正解らしい。電池は供給に余裕があるニッケル水素電池のようです。20系プリウスは30系が爆発的に売れた後も、実はプリウスEXという名称で販売は継続していました。しかし、今年の11月で販売が終了になる予定です。

そうこうしているうちに、震災で自動車業界、特にトヨタはサプライヤーともども大きな被害を受け、プリウスCの話もしばらくたち消えていました。ところが7月になって、突如テスト走行中の動画がネットに流され、急に現実的なものとして注目され始めます。

迷彩のカッティングシートで全体をわかりにくくしていまずか、明らかにプリウスファミリーらしい感じはわかります。コンセプト・モデルの先進性はほとんど消えているように思いますが、ある意味無難なデザインと言えるかもしれません。また他のカットで、デジタルモニターはセンター配置になっています。

そもそも、こういうスパイ画像が出てくるというのは、明らかにトヨタサイドのリークでしょう。つまり、消費者に存在を確信させ、期待度を高めることによって、他の車購入する気持ちに待ったをかける意図があることは間違いない。だけど、真の姿はまだ見せたくない。そこで、自動車雑誌が一生懸命想像図を考えてくれました。

これを見ても、基本の外見は30系プリウスに近く、前をつめて後ろをハッチバック型に切り落としたような感じになって、全長3800×全幅1690という数字が出ています。このあたりで問題になるのは、コンセプトモデルでは全高が140cmといわれていたので、コンパクトで低めの全高では窮屈感がけっこうありそうだということでした。

これについては、まったくわかっていませんが、Vitzの150cmに近い物になりそうということです。この10cmの差は、実際の乗り降りなどにも大きな影響が出そうなところですから、大変に気になるところです。

さて、プリウス・ファミリーとして登場するからには、最も気になるところが燃費でしょう。これまでにわかっているのは10・15モードで44km/l、JOC8モードで40km/lという驚異的な数字だけです。Vitzが26.5km/l、プリウス(Lグレード)が38.0km/l、マツダのスカイアクティブ・デミオが30.0km/l、最大のライバルと目されるホンダのフィット・ハイブリッドも30.0km/lですから、そのパフォーマンスは圧倒的と言えます。

もっとも実燃費はそこまでいくわけはないのですが、おそらく30km/l程度は期待できるとしたら、相当な能力と言えるでしょう。実際、ホンダでは「年末までにフィットを売れるだけ売っておけ」と言っているというまことしやかなうわさ話が流れていたりするのです。ホンダにとっては、ほとんど唯一の売れている車がフィットですから、プリウスCの登場は大変驚異に感じていることでしょう。

トヨタのVitzはヨーロッパではYARISという名称で販売されていて、最近YARIS Hybridのコンセプトモデルが発表されています。これが、プリウスCの数少ない画像と比べて酷似している。

Vitzはトヨタの販売チャンネルとしては、扱うディーラーはNetzだけですが、プリウスのシリーズはトヨタ、カローラ、トヨペットも含めて全チャンネルでの販売担っています。少なくともVitzという名称はつかわれないでしょうし、プリウスCという名称も確定しているわけではなくプリウス××××という別の名前がつくらしいという噂も出てきています。

値段についてもいろいろと憶測が飛んでいます。フィット・ハイブリッドが159万円~となっていますので、戦略的にこの価格より上はないはず。つまり最低グレードで158万円~というのがおおかたの予想。上級グレードで190万円くらいまでというのが、妥当な線だと考えられています。

基本的には、走りよりも街乗りを中心にしたフットワークの良さを売りにする車と考えられますから、通常のプリウスからクルーズコントロールなどの走行系の機能をそぎ落として、価格を抑えてくるだろうと考えられます。いずれにしても燃費以外は、多くを求めてはいけない車なんでしょうか。

一番気になるのは発売がいつからかということでしょう。自動車雑誌の中には11月と書いているところもありますが、12月(12/3~)の東京モーターショーで発表し、年内発売というのが濃厚な線ではないでしょうか。この手の車がこの時期に発売されると、当然エコカー減税の恩恵があるかないかで大きな差が出てしまう。

減税対象になるようにするかしないかで、売れ行きはかなり左右される思いますので、トヨタとしてもできるだけ早い発売にもっていきたいと考えているはずです。震災の復興支援を含めて東北での工場新設を決めているトヨタですが、この新型車についても東北での11月からの生産開始を発表しています。

ディーラーにによっては予約をすでに開始しているという話もありますが、実際のところ10月中旬に各ディーラー向けの説明会があり、そこで詳しい内容が販売店に知らされる事になっています。ですから、現時点では正式な予約というのはありえないので、整理券配布レベルの状態。しかし、10月下旬には正式な予約が出来るようになり、発売日に本社向けに各ディーラーから注文が入った順に納車ということになります。

爆発的な売れ行きになることは確実で、発売までのバックオーダーはプリウスαの比では無いだろうと予想されていますので、エコカー減税対象になるのは発売日以前の予約でも危ないと言われています。また発売日以降の注文については半年程度の納車待ちが生じる可能性が高いので、車検切れなどの事情での買い換え希望の方は早めにディーラーと相談しておいた方がよさそうですね。まぁ、だいたいこんなところが、現時点で判明しているプリウスCに関わるほぼすべての情報だと思います。よかったら、おひとつ、いかが?