今まで、車でそんなに待たされた経験がないもので、どうも今回のプリウスαの納期待ちというには困った物です。
時間がほぼ∞にあるみたいなものですから、一度注文で決めたオプションを変更したくなってくる。あー、やっぱり、こっちにしとけばよかった。
車のオプションというのは、今はだいたいメーカーオプション(MOP)とディーラーオプション(DOP)に分かれているんですね。MOPは車の生産の時点での組み込みですから、あとから変更しようとすると一度キャンセルしての再注文。ですから、さすがに更に何ヶ月も納期が延びるようなことはしたくない。
主としてボディカラーと内装色ですが、内装色については展示車を見たりしているうちにしくじった感が出てきました。アクアではなくやっぱりダークグレイにしておけばよかったか。
あとネットでは寒冷地仕様が人気。なんでかというと、冬にすぐ車内が暖かい、排気熱を利用して燃費向上に役に立つということらしい。まぁ、絶対ということではないので、すくなくとも関東圏の人間としてはなくてもいいと判断。
シートは標準でも上級でもファブリックシートとなっていて、正直いって300万もする車のシートとしてはどちらにしてもかなり寂しい質感です。これについては純正のシートカバーを注文するかかなり悩んだのですが、同じ額で社外品のかなり高級感のあるものを発見したので・・・まだ車種別専用が出ていないのですが、予約注文をしてしまいました。
DOPについては、これは販売店での装着なので、納期がはっきりした時点での最終変更は可能。ただし、ディーラーもオプションの総額が減ってしまうと相当悲しいでしょうから、今後のお付き合いということもあり、良識のある変更の範囲でというのが普通。
代表的なものはエクステリア。エアロパーツやホイールが一番いじりたくなるところですが、今回は外見の見た目よりも、実際に運転する自分の快適さを一番に考えているので、もともとオプションを追加するつもりはありません。
一番出費がかさむところが、ナビです。ハイブリッドの特徴であるエンジンとモーターの動きなどのエネルギーフロウを画面に映し出す機能があるのですが、これができるのは純正の上位ナビだけ。ところがこれが高い。普通の社外品の1.5倍から2倍はしようという価格設定です。
自分の場合は純正の一番安いのにしていますが、これは実は音楽を聴くための環境からの選択。つまりSDカードにたっぷりとMP3を入れて聴くのが楽なのですが、これが意外とできる機種が少ない。高い物はSDオーディオという、面倒な規格になっていてとてもやっていられない。
ところが、あとからいろいろ見ていると、最下位機種の値段で社外品ならかなりいいものがつけられることがわかってきました。だいいち、テレビもワンセグではなく地デジにもなろうという。ナビそのものの機能はそれほど高度な物は必要ない。
しかも、最近は標準的な7インチよりも大きな8インチ画面が出てきており、これもなかなか魅力的です。どうせエネルギーフロウも映せないので、いっそ社外品に・・・とも思うのですが、バックモニターとETCと合わせたセットで何しろディーラーオプションで最も高価なところ。これキャンセルしたら、担当者は相当泣くなぁ。
このあたりは、まだまだ時間はありすぎるくらいなので、じっくり考えたいと思います。
そのありすぎる納期についてですが、現在のところニッケル水素電池搭載の2列車については、予定通りに増産ペースが上がっていて、4月注文の方は9月中に納車終了。5月の方は10月、6月の方は11月、そしておそらく今月くらいまでなら来春のエコカー減税締め切り期限に間に合いそうな状況になっています。
問題はリチウムイオン電池搭載の3列車。これについては、情報らしい情報もほとんどなく、いまだに自分の場合もほぼ1年後の来年5月予定に変更はありません。しかし、ネットでの車体番号の情報などから予想されているペースでの生産になっていて、報道されている9月からの電池の増産が確実に行われるなら、間違いなく生産スピードがこれから上がってくるでしょう。
実際、納期短縮をいわれている人も出ていたりしますので、もしかしたら年明けくらい・・・まぁ、あまれ期待しないで待つしかありませんね。この調子だと、年末発売のプリウスCに納車を先に越されそうだなぁ。
昨日は朝に白のα、夕方に黒αを目撃しました。近くの団地にはシルバーが駐まっていますから、着実に自分の周りにも増えてきたことを実感する今日この頃です。もっとも、ミニカーーなら、すでに2台納車されていますけどね。