昨日の朝、まだ日本では夜が明ける前、超夜更かしか超早起きをして・・・とにかく愕然とした日本人がどれだけいたことか。
それはひとえに女子フィギア、ショートプログラム、浅田真央の滑り。冒頭からジャンプの転倒、そしてジャンプの失敗。まさに、見ていた人はみんな、無かった事にしてくれと思ったことでしょう。
そして、今度は今朝・・・フリーで浅田は6つのトリプルジャンプをすべて成功させ、自己ベストを更新する素晴らしい演技をみせてくれました。
フリーだけでなら全体の3位、前日のショートが上位3位に入っていれば、メダルも可能・・・いや、それを言ってもしかたがありません。勝負ですから、これがフィジカル、メンタルを含めて今の浅田の実力と認めるしかありません。
しかし、引退を表明している浅田の「ラストダンス」としては、もう何も言う事がない素晴らしいものを見せてくれたのですから、拍手で迎えてあげましょう。
それにしても、今回のメダリストたち、ソトニコワ(ロシア)、キム(韓国)、コストナー(イタリア)の3人は凄すぎた。大変にハイレベルな戦いで、一つでもミスをすれば終わり。
日本のフィギアも、今後のグレードアップが不可欠な世界の情勢がはっきりしたのかもしれません。