2018年5月10日木曜日

Windows10 April 2018 Update でトラブル 2


いやはや、もう、まいりました。

確かにWindowsは今後のパッケージ販売としてのアップデートはなく、無料で大型アップデートが随時されるという・・・実質的な無料化という嬉しい仕組みになりました。

しかし、そのかわり強制的なアップデートを受け入れるという代償は、けっこうリスクが高いという現実を受け入れなくてはならない。

前回、4月末から始まった大型アップデートのせいで、ネットにつながらないというトラブルに遭遇した話を書きました。あまり読まれることのないこのブログでは、びっくりするくらいアクセス数があり、困っている人が相当多いんだろうと思います。

結局、何度か「前のバージョンに戻す」を行い、再起動をそくされるたびにSHIFTキーを押しながら再起動をクリックすることを数回試みているうちに何とか解決した・・・・かのように見えました。

Windowsのバージョンをチェックすると「バージョン1803(build 17134.1)」と表示され、新しい機能の売りであるタスクヴューなども確認することができました。

ところが、昨日、再び更新プログラムを新たに取得したようで、半強制的な再起動メッセージが表示されました。その結果・・・

起動しない!! という更なる最悪の事態。

しかも、仕事場で使うノートPCと、自宅のデスクトップPC2台の合わせて3台がすべて、同じ状況になりました。

電源をONにするとハードウェアのロゴが表示され、それに続いてWindowsを読み込み中を示す点の回転が始まり・・・・あとは、待てど暮らせど何も起こらない。何かをしているのかもしれないと、最大2時間待ってみました。

が、何も起きません。画面はいつしか点の回転も表示されていません。真っ黒なままでストップです。もう、完全にお手上げです。

電源スイッチ長押しで強制シャットダウンをして、再度スイッチONにしてみますが、何度やっても真っ黒クロスケ状態。

これに対する対策は・・・正直、わからない。

こうなると、最終兵器ともいえる「Windows読み込み中画面で強制電源OFFを三回繰り返す」作戦しかありません。これは最悪、システムを初期状態に戻すことになり、買ったときの真っ新に戻ってしまう可能性があるということです。

自宅デスクトップは、幸い、起動のトラブルシューティングから「保存されたシステム復元に戻す」が選択できたため、全体の初期化は避けてトラブルを起きた直前の1803状態に戻りました。

ただし、電源アイコンには強制更新が表示され、一度シャットダウンするとまた真っ黒クロスケに戻ってしまいます。

家族用の古いPCは・・・何と、反復強制電源OFF作戦でもシステム起動の問題表示画面でフリーズです。

仕事場のPCは今日試してみますが・・・どうなることやら。ちなみに、仕事場のノートはMicrosoft謹製のSurface Bookですよ。Microsoft純正品で、このトラブルは悲しすぎる。

OS無料化は助かりますが、その代償としてトラブルは個人で解決するしかないという現状はあまりに無責任ですよね。役に立つトラブルに対する情報も、ほとんどMicrosoft以外のサイトからしか得られないというのもどうなんでしょうね。

少なくともアップデートについては強制ではなく、もっと自由に選択できるシステムが欲しいですね。

とにかく、しばらくONのまままにして、保存しておくべきものを保存して、一度完全初期化を試すしかないだろうと思います。