2018年5月15日火曜日
自宅居酒屋 #10 仙台風牛タン焼き
仙台と言えば牛タン。牛タン焼きといえば仙台。
何とも言えない食感と、肉の甘みと言うか、染み出てくる美味しさは、通常の焼肉の牛タンとはずいぶんと違います。
仙台の牛タン焼きに使われているのは、中にはすごい等級のものだったりするのかもしれませんが、大多数はどこにでもあるようなアメリカ産だったりオートラリア産。
それだったら、そこらのスーパーでも売っている。じゃぁ、やってみようかという気持ちになるわけです。
まず、牛タンを手に入れるところから始めますが、店先に出ているのは焼肉用で、最初からスライスされているものばかり。
そこで、スーパーの肉売り場の担当者に直接お願いをします。「牛タンのブロックが欲しい」と言えば、たいてい奥から冷凍されたものが出てきます。
値段は、だいたい2500円~3000円くらい。スライスされたパックよりも、少しお得な感じです。絶対ブロックで買った方がいい。
よく知られていることですが、牛タンは中心部の方が旨い。下1/4はすじが多いので、まずやることはほどほどに回答して、すじの多い1/4を切り取ります。これはたんシチューなどに使えますから、再び冷凍して保存します。
残りはお好みでスライスしますが、厚めが美味しい。最低5mm、できれば1cm近い厚みで切ります。表面に切れ込みをいくつか入れておきます。
味付けは実に簡単。コップ一杯の水に小さじ一杯程度の塩と、少しのみりんを入れて、スライスした牛タンが完全に浸るようにします。
2~3時間そのままにしておくだけ。それだけで、全体にほどよい塩味が浸みわたって、まさにほぼ仙台牛タンと同じ味を再現できる。
焼き方は、フライパンですが、焼き過ぎると硬くなるので、ほどほどに火が通るまでのタイミングをいろいろ試してみましょう。
自分的には弱火でゆっくり火を通して、最後に表面をバーナーで一気に焦げるが付くくらい焼き上げるのが好きです。