自分も仕事場と自宅で何台ものパソコンをWindows10で利用していますが、今までは一度も特に障害は発生していませんでした。しかし、ネットなどにはアップデートしたらいろいろな問題が発生したという情報は山ほど出てきます。
4月末から、April 2018 Updateが配信され、自分の管理下のパソコンも順次アップデートがなされています。ところが、自宅で一番メインに使用しているパソコン…実際、今この記事を書いているパソコンで、遂に初めてトラブルが発生しました。
インターネット接続ができない・・・という、今どきのパソコンとしては致命的なエラーです。
タスクバーに表示されているネットのアイコンには黄色の三角マークがついて、ネットワークにつながっていないことが示されました。イントラもつながらず、まったくのスタンドアローンPCと化してしまいました。
さて、こういう時は、経験的にやってみる対処法がいくつかあります。
① パソコンを再起動する。しかも、しっかりシャットダウン(shiftキーを押しながらシャットダウンをクリック)してから、少し時間をあけて再びONにする。
② つながっているWiFiルーターの電源を入れなおしてリセットする。
③ うちの場合はケーブルTVを利用したネット環境なので、ケーブル・モデムの電源を入れなおしてリセットする。
もっとも、すでにアップデートが完了して同時にONになっている別のパソコンは、何の問題も発生していないので、こういう外部のトラブルではないことは明らかです。
そこで、それでもダメなときは、
④ ネットワークのプロパティを開き、ネットワーク・アダプター設定から、現在使用しているイーサネット接続を、一度無効化してから再度有効化する。
⑤ デバイス・マネージャーから、ネットワーク・デバイスのドライバーを一度アンイントールしてから、デバイスの検索をして再度インストールし直す。
⑥ ネットワークのトラブル・シューティングを実行する。今回は、有効なIPアドレスが無いというような診断結果になりました。
これでだめなら、とりあえず撤退するしかないので、
⑦ コントロール・パネルから回復から、以前のバージョンに戻すを選択する。
⑧ 無事にネットが回復したところで、とにかく情報を検索する。
画面ではアップデートを完了するため、再起動を促してきます。ここで、単純に再起動したら元の状態に戻りますので、後で通知を選択してとりあえずアップデートはペンディング。
今までの大型アップデートでも、しばしばネットにつながらなくなるという問題は発生していたようです。一つの対処法としてコマンド・ラインから、ipconfigを実行するというのがありました。
c:\> ipcpnfig /release
c:\> ipconfig /renew
とすることで、IPアドレスをリセットするというもの。実際、アップデートを適用させる再起動をしてから、これをやってみましたが解決はしませんでした。
今回のアップデート後のトラブルとしては、Bluetoothの問題もあるようです。とりあえず、Bluetooth接続のキーボードを使用している関係で、切るわけにいかないのでまだ試してはいません。
こうなると、しばらくは使いづらいのですが、修正版のアップデート・プログラムが登場するまで・・・たぶん1か月以内だと思いますが、ガマンして待つしかないという結論になりそうです。