ニレケヤキです。
ちょっとわかりにくいのですが、ニレケヤキは盆栽で楽しむ時に使う名称で、通常の植物の名前としてはニレ科ニレ属のアキニレが正式な名前らしい。
一番普通のニレはハルニレで、アキニレは樹高は低め。葉が小さめで、ケヤキに似ているのでニレケヤキと呼んでいます。
ケヤキは、ニレ科ケヤキ属の近い親戚で、盆栽では箒作りが有名なように、枝が比較的真っすぐ上に伸びるのですが、ニレケヤキはあちこちに伸長して、こんもりした仕上がりになりやすい。
これは、まだ5年くらいのものじゃないかと思うのですが、根元の幹が太くなって大木感が出ても、あまり大きくならないところが小盆栽向きかもしれません。