いくらインク沼は楽しいと云っても、インクだけではしょうがない。
当然、書くための道具が必要です。羽根ペン、ガラスペンなどマニアックな筆記具もありますが、普通に使われるのは万年筆です。
さしづめ、インク沼があるのは深い深いペンの森の中。ペンの森に生えているのは、大多数は万年筆という感じでしょうか。
羽根ペン、ガラスペンはインク瓶に直接ペン先を付けて使用するものですが、イラストを描きたいとか、ちょっとずつ色を変えたい向きには便利。ただし、たくさん字を書きたい時にはめんどうです。
一方、万年筆は基本的にたくさん文字を書くために、インクをペンの中に貯めておける仕組みが一番の特徴です。
ペン本体がスポイドのようになっているもの、ペン中にスボイド様のものをはめ込むもの、そして最初からインクがつめられたカートリッジになっているものがあります。
インク沼を楽しむためには、スボイド様のものをはめ込むのが手軽にインクを交換しやすい。この道具のことをコンバータと呼びますが、国際規格みたいのがありますが、メーカーによっては独自のものが多々あるので注意が必要です。