先週から朝の寒さも強まり、今週は日中もあまり気温が上がらないようです。
となると、紅葉がどうなのか気になるころです。近くの公園のもみじを見上げてみると、枝の端の方から色づいていました。
日光が少なくなると光合成の必要が減って、余った葉の中に含まれるクロロフィル、いわゆる葉緑素が枝に戻り黄色のカロテノイドが目立つために黄色くなります。
さらに葉と枝の間が交通しなくなり、余ったクロロフィルからアントシアニンという赤い色素が作られるため赤くなるということなんで、日光に当たる場所ほど早くに紅葉するのはこういう理由によるもの。
実際は、もっと難しい話なんでしょうけど、我々一般人としては難しいことは抜きにして、「秋だなぁ」と思えるくらいがちょうど良さそうです。