巷を賑わす「坂本龍馬ブーム」はすごいもんです。その核となっているのは、もちろん大河ドラマの福山龍馬でしょう。やたらとお菓子なんかも、龍馬の似顔絵がついて売る気満々。
今夜も福山龍馬を見ていて、確かに魅力を感じました。もちろん、本物の坂本さんは見たこともありませんし、あくまでも惹かれるのは福山龍馬です。ドラマは序盤の盛り上がりのピークに達しようとしています。
こういう大人物を輩出した土佐という土地柄にも大変興味が湧くところですが、一方いきなり現実的な話を思い出しました。
整形外科医の数の話なんですが、横浜市は人口10万人あたりに12人。ところが高知県は全国一整形外科医が多いところで、24人だそうです。病院の数はおそらく横浜の方が多いでしょうから、やはり整形外科開業医がやたらといるということなんでしょうか。
医療は仁術と言いますが、そうは言っても「赤ひげ」のようなわけにはいかず、経営的になりたたないことにはしょうがない。医者も人間ですし、家族がいます。霞を食べて生きていくわけにはいきません。
自分が開業するときに試算したところ、横浜市の整形外科クリニック一軒あたりの患者数の平均は67人でした。高知だったら30人ていどということになるんでしょうか。これは経営的にはかなり厳しい状況でしょう。
うちのクリニックは最近やっと、平均の70人程度になりましたが、再三書いているように経営的には余裕がでるための目標は1日100人です。おかげでいまだに月に6日程度の当直バイトをやめることができません。
高知ではどうしているのでしょうか。20世紀には病院・診療所が倒産するなんてことは、特別な事情が無い限りはあり得ませんでした。ところが、度重なる診療報酬の減額と医療に対する厳しい風当たり、そして厳しい経済状況によって、景気に左右されない医療機関という神話は確実に過去の物となっています。
医者なんて経営学についてはほとんどど素人の者がほとんどで、商才に長けている医者なんてわずかしかいません。しょせん、結局患者さんを治すことで喜んでいる単純な生き物でから、毎日の診療を一生懸命するしかできませんね。その中で、自分の生活が安定してくれれば言うことなしです。
夏季臨時休診
夏季臨時休診のお知らせ
8月14日(金)~8月19日(水)臨時休診します。
2010年3月14日日曜日
2010年3月13日土曜日
骨の勉強 in 横浜
機能に続いて今夜は、横浜の駅前にあるキャメロットジャパンホテルで整形外科領域の勉強会に行ってきました。
キャメロットジャパンはあざみ野棒屋先生の話で、しょっちゅう出てくるホテルです。泌尿器科の勉強会では、人数的にちょうどいいのかよくわかりませんが、整形外科関係はあまり利用されることが多くなくて、実は初めて行ったのです。
勉強の内容は、骨の基礎研究についてのちょっと難しい話が最初にありました。基礎研究の話は、直接勉強している人でないとちんぷんかんぷんであることが多く、やはり単純に理解することはできません。
もう一つの講演は「外傷性頚部症候群」についての話。これはいわゆる「むち打ち」損傷を含んだ話。交通事故で追突されて首に痛みが出る方は多いわけですが、中に大変長引く方がいることは確かです。中には精神的な理由が大きいことはよく言われることですが、最近話題になっているのが「脳脊髄液減少症」という病態。
これは、外傷により脳・脊髄を囲っている膜が破れて、そこから髄液がもれてしまうことが症状の原因であるとするもので、自分の血液を漏れている場所に注入して固まらせる治療が有効と一部の医師が主張しているのです。
一部の医師・・・というのは、まだ日本のみならず世界的にも、そういう病態があることが認知されていないのです。現実に「外傷で膜が破れて液が漏れだした」という証拠がありません。外傷と関係なくもともと漏れている人もいるし、漏れていても無症状の方も少なくないことが明らかにされています。また、治療法についても、それが本当に効果的なものかという根拠がはっきりしていないという状況です。
1週間くらい前にもTBSの報道番組で特集をしていましたが、正直な感想としては被害者側に立った報道で、公正な説明とは言い難い。「こんなに苦しんでいる人がいるんだから、早く医者は勉強してくれないと困る」というような結論でしたが、少なくとも科学的な証拠が十分とは言い難く、自分も納得できるような説明はいまだに知りません。今夜の講演も、その辺を研究することが急務であるという説明でした。
今夜も旧知の友人をみかけました。昨日の会で合った知人と一緒の病院の次に出向していた病院で一緒に働いたちょっと下の後輩です。彼とは大学が一緒ですから、その後もちょくちょく合いましたが、それでも10年ぶりくらいでしょうか。すっかり貫禄が出ていました。
キャメロットジャパンはあざみ野棒屋先生の話で、しょっちゅう出てくるホテルです。泌尿器科の勉強会では、人数的にちょうどいいのかよくわかりませんが、整形外科関係はあまり利用されることが多くなくて、実は初めて行ったのです。
勉強の内容は、骨の基礎研究についてのちょっと難しい話が最初にありました。基礎研究の話は、直接勉強している人でないとちんぷんかんぷんであることが多く、やはり単純に理解することはできません。
もう一つの講演は「外傷性頚部症候群」についての話。これはいわゆる「むち打ち」損傷を含んだ話。交通事故で追突されて首に痛みが出る方は多いわけですが、中に大変長引く方がいることは確かです。中には精神的な理由が大きいことはよく言われることですが、最近話題になっているのが「脳脊髄液減少症」という病態。
これは、外傷により脳・脊髄を囲っている膜が破れて、そこから髄液がもれてしまうことが症状の原因であるとするもので、自分の血液を漏れている場所に注入して固まらせる治療が有効と一部の医師が主張しているのです。
一部の医師・・・というのは、まだ日本のみならず世界的にも、そういう病態があることが認知されていないのです。現実に「外傷で膜が破れて液が漏れだした」という証拠がありません。外傷と関係なくもともと漏れている人もいるし、漏れていても無症状の方も少なくないことが明らかにされています。また、治療法についても、それが本当に効果的なものかという根拠がはっきりしていないという状況です。
1週間くらい前にもTBSの報道番組で特集をしていましたが、正直な感想としては被害者側に立った報道で、公正な説明とは言い難い。「こんなに苦しんでいる人がいるんだから、早く医者は勉強してくれないと困る」というような結論でしたが、少なくとも科学的な証拠が十分とは言い難く、自分も納得できるような説明はいまだに知りません。今夜の講演も、その辺を研究することが急務であるという説明でした。
今夜も旧知の友人をみかけました。昨日の会で合った知人と一緒の病院の次に出向していた病院で一緒に働いたちょっと下の後輩です。彼とは大学が一緒ですから、その後もちょくちょく合いましたが、それでも10年ぶりくらいでしょうか。すっかり貫禄が出ていました。
2010年3月12日金曜日
リウマチ勉強会 in 相模大野
今夜は相模大野の駅ビル、小田急ホテルでリウマチの勉強会に行ってきました。
相模大野というのは、東海大学に通っているときにはなじみのある街でしたが、横浜市民となってまったく無縁の土地でした。ですから、駅前に行ったのは30年ぶりくらいでしょうか。やたらと華々しくなっていてびっくりしました。
それにしても、横浜市の開業医としてはだいぶテリトリー違いの相模大野になんで行ったのか。それも、診療終了後にタクシーで飛ばしても、大幅に遅刻みえみえというのに無理して出かけって行ったのには大きなわけがあります。
実は今夜の勉強会の講師は、清水市の病院の副院長先生でしたが、この方実は一緒に働いたことがあるんです。それも初めて大学から出向した静岡県の病院でのことでした。もう、かれこれ21年前のこと。
出身の大学は違いましたが、静岡出身でいろいろ詳しいので、大変おせわになりました。あの頃は、お互いまた野の物とも山の物ともわからない平平でした。それでも、先輩の医長先生の元、充実した研修医であったのです。
いやぁ、「先生かわりませんねぇ」「君こそ変わらないね」などと、20年ぶりの挨拶を交わして、少しの時間でしたが懐かしい思いにひたることができました。
それにしても、あっちは病院、こっちはクリニックでお互いにリウマチ診療に力をいれるところにたどり着いたというのも、何か運命的なものが感じられます。
講演の内容も楽しく拝聴しましたが、おかげでますます、開業医としてできることに邁進していかないといけないと思うのでした。
相模大野というのは、東海大学に通っているときにはなじみのある街でしたが、横浜市民となってまったく無縁の土地でした。ですから、駅前に行ったのは30年ぶりくらいでしょうか。やたらと華々しくなっていてびっくりしました。
それにしても、横浜市の開業医としてはだいぶテリトリー違いの相模大野になんで行ったのか。それも、診療終了後にタクシーで飛ばしても、大幅に遅刻みえみえというのに無理して出かけって行ったのには大きなわけがあります。
実は今夜の勉強会の講師は、清水市の病院の副院長先生でしたが、この方実は一緒に働いたことがあるんです。それも初めて大学から出向した静岡県の病院でのことでした。もう、かれこれ21年前のこと。
出身の大学は違いましたが、静岡出身でいろいろ詳しいので、大変おせわになりました。あの頃は、お互いまた野の物とも山の物ともわからない平平でした。それでも、先輩の医長先生の元、充実した研修医であったのです。
いやぁ、「先生かわりませんねぇ」「君こそ変わらないね」などと、20年ぶりの挨拶を交わして、少しの時間でしたが懐かしい思いにひたることができました。
それにしても、あっちは病院、こっちはクリニックでお互いにリウマチ診療に力をいれるところにたどり着いたというのも、何か運命的なものが感じられます。
講演の内容も楽しく拝聴しましたが、おかげでますます、開業医としてできることに邁進していかないといけないと思うのでした。
2010年3月11日木曜日
THIS IS IT part 2
次男が"THIS IS IT"のDVDを友人から借りてきました。というわけで、上映会となりました。それほどファンというわけでない長女は、実はすでに映画館で見てきたんですね。次男悔しがる。長女嬉しがる。
一応うちでも、人並みに5.1chサラウンドで再生できるので、臨場感は抜群。それなりに大きなテレビ画面で、まあまぁじゃないかと思うんですけどね。
内容は、まぁ、当たり前の話ですけど、やはりマイコーはすごかった。同い年の自分としては、さすが真似できませんが、THIS IS ITの真似だけはできます。
でもって、やってみたら、長女に「とーちゃんのは、そりゃグリコだよ」と言われました。う~む、確かにその通り。
一応うちでも、人並みに5.1chサラウンドで再生できるので、臨場感は抜群。それなりに大きなテレビ画面で、まあまぁじゃないかと思うんですけどね。
内容は、まぁ、当たり前の話ですけど、やはりマイコーはすごかった。同い年の自分としては、さすが真似できませんが、THIS IS ITの真似だけはできます。
でもって、やってみたら、長女に「とーちゃんのは、そりゃグリコだよ」と言われました。う~む、確かにその通り。
2010年3月10日水曜日
寒さなんてへっちゃらさ
とは言っても、昨日の雪にはビックリでした。隣のやねから積もった雪が、どさ〜っと落ちてきてぶったまげました。
今朝も寒くて、さぞかし仕事はひまだろうと思っていたら、確かに患者さんは少なかったのですが、なんとなく途切れることがありませんでした。
こういうペースはけっこう精神的に疲れます。まあ、贅沢を言ってちゃいけません。仕事があることに感謝しないとね。
二週間前に水槽に入れたシマキンチャクフグが、今日初めて膨らんでるのを目撃しました。膨らむといかにもフグらしい。なかなか愛嬌があります。
昼休みには急患がありました。なかなか昼休みにクリニックにいることは少ないのですが、整形外科はケガが多いので可能な限り受け入れるようにしています。まずはいつも行く協力医をしているケアプラザに行って様子を聞いて、すぐに戻って診療しました。
午後も同じようなムードで進行です。患者さんを待たせることもほとんどなく、患者さんは雑誌を読むヒマがありません。でもゆっくり診察していると、次の患者さんが来るので、無駄話をすることはあまりできませんでした。
夜は医師会の総会・・・とはいっても、理事会と違って、黙ってすわっているだけです。内容はもすでに理事会で知っていますから、終わるのを待つだけというところ。
こんな寒いある日の情景の報告です。明日はテンション高めていきたいと思います。
今朝も寒くて、さぞかし仕事はひまだろうと思っていたら、確かに患者さんは少なかったのですが、なんとなく途切れることがありませんでした。
こういうペースはけっこう精神的に疲れます。まあ、贅沢を言ってちゃいけません。仕事があることに感謝しないとね。
二週間前に水槽に入れたシマキンチャクフグが、今日初めて膨らんでるのを目撃しました。膨らむといかにもフグらしい。なかなか愛嬌があります。
昼休みには急患がありました。なかなか昼休みにクリニックにいることは少ないのですが、整形外科はケガが多いので可能な限り受け入れるようにしています。まずはいつも行く協力医をしているケアプラザに行って様子を聞いて、すぐに戻って診療しました。
午後も同じようなムードで進行です。患者さんを待たせることもほとんどなく、患者さんは雑誌を読むヒマがありません。でもゆっくり診察していると、次の患者さんが来るので、無駄話をすることはあまりできませんでした。
夜は医師会の総会・・・とはいっても、理事会と違って、黙ってすわっているだけです。内容はもすでに理事会で知っていますから、終わるのを待つだけというところ。
こんな寒いある日の情景の報告です。明日はテンション高めていきたいと思います。
2010年3月9日火曜日
ワインの賞味期限
ワインには賞味期限の表示ありません。ほんまかいな?と思って確かめてみると、確かに表示はどこにもない。いつまででも飲めるんだと思ってしまいますが、必ずしもそうではないらしい。
確かに瓶詰めされてから、熟成が進んで「××年物」みたいな価値が出てくる物のようですが、飲み頃を過ぎると徐々に過熟、老化という経過をたどり、劣化していくんだそうです。
ワインを劣化させないためには・・・まず、光に当てないこと。15度以上で保存しないこと。湿度は65~80%を保つこと。振動をあたえないこと、横に寝かせること・・・などなど。
いろいろ決まりがあるようですが、自分の生まれた年のワインを、何かスペシャルな時に飲んでみるなんていうのは、なんとなくわくわくしますよね。
5年前のクリニックの開院の時に、オリジナルボトル入りのワインを作ってお祝いのお返しにしました。あと数本残っているんですが、最近開けてみました。げっ、げっ、げげげ。こりゃ、なんじゃらほいの味でした。
どうも酸化してしまったのか、酢がはいったようです。色もずいぶんと濃くなっています。こりゃ、どうもまずくて飲めた物ではありません。まぁ、記念ですから、ボトルだけ取っておければいいとしましょう。
そういえば、開院祝いで高給ワインを数本頂いたのですが、とっときにしようとしまい込んでいました。これはどうでしょうか。今夜おそるおそる開けてみました。
どれもこれも、やはりすごい味になっていて、飲めません。わざわざプレゼントしてくれた方々には申し訳ありませんが、処分しました。
何十年もしまい込まれていて、それでも味を保てるようなワインは、相当しっかりと保存されていたものなんでしょうね。
確かに瓶詰めされてから、熟成が進んで「××年物」みたいな価値が出てくる物のようですが、飲み頃を過ぎると徐々に過熟、老化という経過をたどり、劣化していくんだそうです。
ワインを劣化させないためには・・・まず、光に当てないこと。15度以上で保存しないこと。湿度は65~80%を保つこと。振動をあたえないこと、横に寝かせること・・・などなど。
いろいろ決まりがあるようですが、自分の生まれた年のワインを、何かスペシャルな時に飲んでみるなんていうのは、なんとなくわくわくしますよね。
5年前のクリニックの開院の時に、オリジナルボトル入りのワインを作ってお祝いのお返しにしました。あと数本残っているんですが、最近開けてみました。げっ、げっ、げげげ。こりゃ、なんじゃらほいの味でした。
どうも酸化してしまったのか、酢がはいったようです。色もずいぶんと濃くなっています。こりゃ、どうもまずくて飲めた物ではありません。まぁ、記念ですから、ボトルだけ取っておければいいとしましょう。
そういえば、開院祝いで高給ワインを数本頂いたのですが、とっときにしようとしまい込んでいました。これはどうでしょうか。今夜おそるおそる開けてみました。
どれもこれも、やはりすごい味になっていて、飲めません。わざわざプレゼントしてくれた方々には申し訳ありませんが、処分しました。
何十年もしまい込まれていて、それでも味を保てるようなワインは、相当しっかりと保存されていたものなんでしょうね。
2010年3月8日月曜日
B'z Tour Final
昨日、うちの次男は・・・B'z Tour Finalに行ってきたんだとさ。おぅ、おぅ、よかったらしいよ。でも、最近は、マイコーばかり聞いていたから、ちょっと曲がわからなかったみたい。
B'zのライブも勉強も・・・そう、予習と復習が大切だっつうの。ライブにいくからには、もう一回新譜中心にしっかり聴いとかんとね。何にしても、高校生らしく青春を楽しんでいるようで、あとは彼女さえいれば・・・(いる?)
思い起こすと、高校生の時にはROCKコンサートに友人とよく行ったものです。Eric Claptonの初来日コンサートは1974年で、その時は自分も高校1年生でしたか。
URIAH HEEPにも行きましたね。こんときは、Jeff Beck (Beck Bogert & Appice) とどっちに行くかで悩んだんです。絶対にJeffが好きだったので、これは今でも後悔しています。
グラムロックのSilverheadなんていう、なんだかちんけなライブにもいきました。その他にもいくつかいきましたけど、まぁライブはたしかに楽しいもんです。
最後に行ったのは2004年だったか・・・松たか子さんのツアーでした。かみさんと長女と一緒でしたけど、大人には大人の楽しみ方がありますよね。
次男君、少なくともマイコーのコンサートだけは二度とありませんから、次に行きたいのは何のライブなんでしょうかね。
B'zのライブも勉強も・・・そう、予習と復習が大切だっつうの。ライブにいくからには、もう一回新譜中心にしっかり聴いとかんとね。何にしても、高校生らしく青春を楽しんでいるようで、あとは彼女さえいれば・・・(いる?)
思い起こすと、高校生の時にはROCKコンサートに友人とよく行ったものです。Eric Claptonの初来日コンサートは1974年で、その時は自分も高校1年生でしたか。
URIAH HEEPにも行きましたね。こんときは、Jeff Beck (Beck Bogert & Appice) とどっちに行くかで悩んだんです。絶対にJeffが好きだったので、これは今でも後悔しています。
グラムロックのSilverheadなんていう、なんだかちんけなライブにもいきました。その他にもいくつかいきましたけど、まぁライブはたしかに楽しいもんです。
最後に行ったのは2004年だったか・・・松たか子さんのツアーでした。かみさんと長女と一緒でしたけど、大人には大人の楽しみ方がありますよね。
次男君、少なくともマイコーのコンサートだけは二度とありませんから、次に行きたいのは何のライブなんでしょうかね。
2010年3月7日日曜日
Glenn Gould / Beethoven 5th Synphony (Liszt)
しだいにマニアックな方向に進んできたクラシック音楽ネタで、ますます読む人がいなくなっていくのは必然。まぁ、それもしょうがないと、なかば開き直ってしまうのです。そんなわけで、今回もかなり深みにはまった話。フランツ・リストはクラシックピアノを一つのジャンルとして確立した巨匠であることは誰もが認めるところですが、じゃあどういうところが功績なのか。
もちろんあまり偉そうなことを言えるほど知っているわけではありませんが、まずはピアノという楽器の持てるポテンシャルを最大限に生かした多くの作曲をしたこと。有名な超絶技巧練習曲をはじめ、難度の高いテクニックを要求される棘が多く、ピアニストは登山家にとってのエベレストのように征服したくなる大きな目標になっています。
そして、もう一つ忘れてはならないのは、多くのピアノ用の編曲を残していることです。ベルリオーズの有名な幻想交響曲やシューベルトの歌曲集(冬の旅、白鳥の歌など)の多くをピアノ用に編曲しています。そのほかにも多くの歌劇作品の編曲もあるんです。
リストはこれらの編曲を各地での演奏会で弾きまくっていたということです。これは、ピアノという楽器を一般に広めるということと、それらの曲を知らしめるという二つの効果がありました。
実際、レコードやCDのようなものが無かった時代ですから、音楽は生演奏を聴くしかありません。シューベルトの歌曲が知れ渡ったのはリストの功績と言っても言い過ぎではないでしょう。また、オペラも安々と一般庶民が楽しむことは困難であったでしょうから、簡単にピアノ一台で楽しさを伝えたことは重要です。
そんなわけで、もう一人、リストの編曲で恩恵を受けたであろう作曲家がいます。誰あろう、ベートーヴェンなのです。一部の室内楽の編曲もありますが、リスト編曲史上最大の物が、交響曲全9曲のピアノ編曲版なのです。
カツァリスの全曲演奏は有名で、そのほかにも全集録音をしているレスリー・ハワードは当然として、意外に日本人のピアニストによる録音もいくつかあります。そんななかで、自分が聴くのはグレン・グールとの演奏ということになります。
グールドはゴールドベルク変奏曲があまりにも有名でバッハ弾きというイメージが強いわけですが、実はベートーヴェンについても多くの録音を残しているのです。ソナタは最終的には数曲を残して全集にはなりませんでしたが、計画はあったようです。協奏曲は全曲録音。しかも、ストコフスキー、カラヤン、バーンスタインといった有名な指揮者との競演があります。
交響曲については第五の運命と第六の田園の2曲について録音があります。グールドはモーツァルトの享楽主義的な明るさを徹底的に否定し、ベートーヴェンの英雄主義にも疑問を投げかけていたので、運命の選曲には多少の違和感を感じますが、やはり演奏としても楽しめるのは田園の方でしょうか。
オーケストラから比べると音域・音色ともにピアノ1台で表現するには、相当音符を絞り込んでいかないといけません。その分、田園のようにもともと静かな曲想の曲の方が、違和感が少ないのかもしれません。
いずれにしても、演奏会や録音で本物を聴くことが容易になった現代ではこの手の編曲物は際物的な扱いを受けることが多く、リストの作品群の中でも軽く見られがちではないでしょうか。確かに、最初からこっちを聴くこともないとは思いますが、時にちょっと気楽に耳を傾けてみてもいいかなと思うのです。
2010年3月6日土曜日
第二候補
先日、ある関節リウマチの患者さんが来院しました。近々、引っ越しをしてくるので通院先を探しているとのこと。第一候補があって、うちは第二候補だというわけです。
これには、ちょっと困った。別に、第二候補と言われて気分を害するような狭い了見は持ち合わせていないつもりです。困ったというのは、患者さんが何を求めているのかがはっきりしないということです。
どうも、医者というのは患者さんの困っている症状の原因を考え、それを取り除くための治療を行うというのが仕事ですから、この患者さんの場合は原因はわかっていて、現状では治療を求めているわけではないので、何をすればいいのかよくわからない。
いわゆるセカンドオピニオンとして、患者さんが現在の治療に対する疑問などについての意見を求めているのなら、話は簡単です。今回の場合は、そのクリニックではどんな治療が提供できるかの品定めというわけですから、うちでのリウマチ患者さんの治療の進め方について説明をしました。
もちろん、一生懸命アピールしてうちのクリニックに通ってもらえるようにすべきなのかもしれません。しかし、どういう理由で別のクリニックが第一候補で、うちが第二候補なのかがよくわからないので、どのようにアピールすべきか思いつきませんでした。
その患者さんが、最終的にうちのクリニックに来るかどうかはわかりませんが、もし来なかったら、それはたぶん自分の対応に不満を感じたせいなのかもしれません。
とりあえず、うちのクリニックでは・・・というか、自分は現在の専門的なリウマチ治療の標準的な方法からはずれたことはしていないつもりです。そのための知識のアップデートにも努力をしているわけです。クリニックとしての限界というものもわかっているつもりですから、他のリウマチ専門医や病院との連携もいろいろ構築しています。
そんなわけで、後でちょっと自分のリウマチ診療を点検するきっかけになったエピソードだったというわけです。もしも、その患者さんが再来した場合には、もうちょっとましな説明ができるのではないかと思ったのでした。
これには、ちょっと困った。別に、第二候補と言われて気分を害するような狭い了見は持ち合わせていないつもりです。困ったというのは、患者さんが何を求めているのかがはっきりしないということです。
どうも、医者というのは患者さんの困っている症状の原因を考え、それを取り除くための治療を行うというのが仕事ですから、この患者さんの場合は原因はわかっていて、現状では治療を求めているわけではないので、何をすればいいのかよくわからない。
いわゆるセカンドオピニオンとして、患者さんが現在の治療に対する疑問などについての意見を求めているのなら、話は簡単です。今回の場合は、そのクリニックではどんな治療が提供できるかの品定めというわけですから、うちでのリウマチ患者さんの治療の進め方について説明をしました。
もちろん、一生懸命アピールしてうちのクリニックに通ってもらえるようにすべきなのかもしれません。しかし、どういう理由で別のクリニックが第一候補で、うちが第二候補なのかがよくわからないので、どのようにアピールすべきか思いつきませんでした。
その患者さんが、最終的にうちのクリニックに来るかどうかはわかりませんが、もし来なかったら、それはたぶん自分の対応に不満を感じたせいなのかもしれません。
とりあえず、うちのクリニックでは・・・というか、自分は現在の専門的なリウマチ治療の標準的な方法からはずれたことはしていないつもりです。そのための知識のアップデートにも努力をしているわけです。クリニックとしての限界というものもわかっているつもりですから、他のリウマチ専門医や病院との連携もいろいろ構築しています。
そんなわけで、後でちょっと自分のリウマチ診療を点検するきっかけになったエピソードだったというわけです。もしも、その患者さんが再来した場合には、もうちょっとましな説明ができるのではないかと思ったのでした。
2010年3月5日金曜日
恐竜絶滅
恐竜が絶滅した原因論争が決着したそうです。まぁ、結果がどうであれ、とりあえず現代人の生活には何の関係もありません。でも、男子たる物、こどもの頃にこのテーマに興味を持たなかった者はいないと思います。
そもそも、自分たちはまさに円谷プロのウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンでこども時代を過ごした世代。テレビの話でしかない怪獣が、実際にいたんだという事実は魅せられないはずがありません。恐竜図鑑をなんどもなめるようにして見ていた覚えがあります。
ユカタン半島に落下した巨大隕石。べらぼうに大きな地震と津波が発生し、生き物を飲み込んだのだそうです。さらに発生した有毒ガスを含んだ空気が長期間天をおおって、気温が低下。地球上の生物の6割が死滅したということです。
いや~、昔の話すぎて、想像もできません。こんな時、ドラえもんがいれば連れて行ってもらうことができるんですけどね。どうやって、そんなことに結論が出せたのかはよくわかりませんが、ほとんど今を生きるのには役に立たないことでしょうから、究極のトリビアと言えるんじゃないでしょうか。
知の探求というのでしょうか、「知りたい」という気持ちは大事なことで、知識はいずれ何かの役に立つはず・・・なんですが、恐竜絶滅をひたすら議論し続けてついに結論を出すにいたった学者の方々には、ある種の畏敬の念を持たずにはいられません。
でも、結論がないからロマンがあったというのも正しいところです。有名なネス湖の怪獣の写真も作り物とわかって、なんでそのまま嘘をとおさなかったのかという気分。どっちかわからないままでもよかったかなと思ってしまいます。
そもそも、自分たちはまさに円谷プロのウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンでこども時代を過ごした世代。テレビの話でしかない怪獣が、実際にいたんだという事実は魅せられないはずがありません。恐竜図鑑をなんどもなめるようにして見ていた覚えがあります。
ユカタン半島に落下した巨大隕石。べらぼうに大きな地震と津波が発生し、生き物を飲み込んだのだそうです。さらに発生した有毒ガスを含んだ空気が長期間天をおおって、気温が低下。地球上の生物の6割が死滅したということです。
いや~、昔の話すぎて、想像もできません。こんな時、ドラえもんがいれば連れて行ってもらうことができるんですけどね。どうやって、そんなことに結論が出せたのかはよくわかりませんが、ほとんど今を生きるのには役に立たないことでしょうから、究極のトリビアと言えるんじゃないでしょうか。
知の探求というのでしょうか、「知りたい」という気持ちは大事なことで、知識はいずれ何かの役に立つはず・・・なんですが、恐竜絶滅をひたすら議論し続けてついに結論を出すにいたった学者の方々には、ある種の畏敬の念を持たずにはいられません。
でも、結論がないからロマンがあったというのも正しいところです。有名なネス湖の怪獣の写真も作り物とわかって、なんでそのまま嘘をとおさなかったのかという気分。どっちかわからないままでもよかったかなと思ってしまいます。
2010年3月4日木曜日
ケアプラザ運営協議会
横浜市には地域ケアプラザというものがあります。主として高齢者に対して福祉サービスを提供する他に、地域住民の交流の場として利用されています。
自分も協力医をかれこれ4年くらいやっているわけです。今日はそこの運営協議会でした。
地域の自治会をはじめ、区役所からも出席があり、いろいろな事業計画について話し合いが行われました。自分が知っているのは、ケアプラザのほんの一部で、実際いろいろな仕事をしているんですね。
元気なときには、世話になることもないと思っている人が多いと思いますが、自分が年を取ったり、家族に病人が出たときなど、必ず助けになるわけです。
ボランティアの育成などにも力を入れていて、今の日本がどこかに忘れてきてしまった部分を埋めるための組織の一つと言えるかもしれません。
2010年3月3日水曜日
3月3日
雛祭りじゃないですか。うちにも一人年頃の娘がいますので、人並みにひな人形なるものがあります。
ところが親が無精で、いつも出すのは瀬戸際になってから。しまうのもだいぶ過ぎてからというんじゃ、娘が行き遅れたらこっちのせいにされそうです。
もともと、母方の祖父が買ってくれた物ですが、長女が生まれたときに人形店に行っていろいろ見て回りました。五段飾りなんてのは、見た目にも豪勢ですし飾り甲斐がある。でも、人形の首が取れたりすると言うし、値段も半端じゃないので却下になりました。
というか、実はそんな大袈裟なものを飾る場所がなかったというのが実際の所。今もって、正解だったと思います。今の家でも五段飾りなんて並べたら、もう家族の居場所がありません。
さて、それではどうしたかというと、結局木目込み人形のお雛様とお内裏様のペアにしました。いろいろおまけの飾り物がついていて、全部並べると大変ですが、人形本体だけにすればかなりコンパクトにできます。
それにやたらと人間っぽい人形は怖い感じですが、これはけっこうふくよかなやさしげな感じがするもので、その点も気に入っています。
そんなこんなで、ばたばたと人形だすのもあと何回のことなんでしょうかね、と思ってしまう3月3日でした。
ところが親が無精で、いつも出すのは瀬戸際になってから。しまうのもだいぶ過ぎてからというんじゃ、娘が行き遅れたらこっちのせいにされそうです。
もともと、母方の祖父が買ってくれた物ですが、長女が生まれたときに人形店に行っていろいろ見て回りました。五段飾りなんてのは、見た目にも豪勢ですし飾り甲斐がある。でも、人形の首が取れたりすると言うし、値段も半端じゃないので却下になりました。
というか、実はそんな大袈裟なものを飾る場所がなかったというのが実際の所。今もって、正解だったと思います。今の家でも五段飾りなんて並べたら、もう家族の居場所がありません。
さて、それではどうしたかというと、結局木目込み人形のお雛様とお内裏様のペアにしました。いろいろおまけの飾り物がついていて、全部並べると大変ですが、人形本体だけにすればかなりコンパクトにできます。
それにやたらと人間っぽい人形は怖い感じですが、これはけっこうふくよかなやさしげな感じがするもので、その点も気に入っています。
そんなこんなで、ばたばたと人形だすのもあと何回のことなんでしょうかね、と思ってしまう3月3日でした。
2010年3月2日火曜日
ODEN
3月になっても寒いですねぇ。今シーズン最後になるかもしれないおでんにしました。みなさん、いろいろな家庭の味があるでしょうが、うちは「関東風」というやつだと思います。昆布だしで、醤油や味噌とかはいれません。
入れる物は、ベストはちくわぶ。何はなくともちくわぶ。ちくわぶ無くしておでんはあり得ない。ちくわぶはおでんの神様です。
残念なのは、今はゆっくり煮込んで味を染みこませる時間が無いこと。必然的に、薄めにきって早煮ちくわぶ状態なんです。ある程度大きめでしっかり味がしみたちくわぶが恋しいもんです。
あとは・・・はっきり言ってどうでもいいです。昆布とこんにゃく、あとは適当に薩摩揚げがあればいいかな。定番の大根はあるに越したことはない。
おでんを食べたくなるような寒い日は、もうおしまいにしてもらいたいものです。
2010年3月1日月曜日
バンクーバー・オリンピック閉幕
2月の12日から始まったカナダはバンクーバーの冬季オリンピックが終了しました。
日本にとっては、開幕早々、上村愛子選手一歩メダルに届かずから始まり、最後の最後女子パシュート2/100秒差での惜敗まで、残念無念のオンパレードでした。
その他に、選手の身なりについての場外戦あり、男子フィギア高橋の復活あり、日の丸飛行隊惨敗、女子フィギアの活躍などの多くの話題が残りました。
しかし、メダル獲得数は世界のレベルからは遠く及ばず、国を挙げて選手育成に力を注いだ韓国と比べて雲泥の差でした。
もちろん、建前としては「参加することに意義ある」オリンピックですから、メダルの数を気にしてはいけません。とは言いつつも、やはり選手の活躍が端的に評価されるところですから、多いに越したことはない。
日本のスポーツ選手育成にかけるお金は世界の水準からかなり低いと言うことがよく言われていますが、じゃあどのくらいの金額が標準なのかという基準があるのでしょうか。自分にはよくわかりませんが、スポーツを産業として評価するかどうかにかかっているように思います。
よくスポーツの振興に助力して社会的な貢献をする、というような言い方がされます。じゃあ、そういう会社の製品を買うかというと、必ずしもそうとは言えません。企業もそういう受動的な活動では、成長は期待できないと思っているのではないでしょうか。
人気の選手、有名な選手が出てくることが、そのスポーツ人口を増やし、専用の用具や服装などの製品が売れるのは紛れもない事実です。そういう意味でメダルの数は経済効果に多大な影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
まぁ、もっと素直に考えても、もう少し日本も国を挙げてスポーツ選手を応援するようなところがあってもいいかなと思います。オリンピック選手は国を代表して行くんだというからには、それだけのことをしてあげないと。
でも、2週間の間、いろいろと楽しませてくれましたし、いろいろと元気をもらったことは間違いなく、選手の皆さんには心からお疲れ様だしたと言いたいと思います。また、今後もいろいろな機会に、日本を元気づけて貰いたいと願わずにはいられません。
日本にとっては、開幕早々、上村愛子選手一歩メダルに届かずから始まり、最後の最後女子パシュート2/100秒差での惜敗まで、残念無念のオンパレードでした。
その他に、選手の身なりについての場外戦あり、男子フィギア高橋の復活あり、日の丸飛行隊惨敗、女子フィギアの活躍などの多くの話題が残りました。
しかし、メダル獲得数は世界のレベルからは遠く及ばず、国を挙げて選手育成に力を注いだ韓国と比べて雲泥の差でした。
もちろん、建前としては「参加することに意義ある」オリンピックですから、メダルの数を気にしてはいけません。とは言いつつも、やはり選手の活躍が端的に評価されるところですから、多いに越したことはない。
日本のスポーツ選手育成にかけるお金は世界の水準からかなり低いと言うことがよく言われていますが、じゃあどのくらいの金額が標準なのかという基準があるのでしょうか。自分にはよくわかりませんが、スポーツを産業として評価するかどうかにかかっているように思います。
よくスポーツの振興に助力して社会的な貢献をする、というような言い方がされます。じゃあ、そういう会社の製品を買うかというと、必ずしもそうとは言えません。企業もそういう受動的な活動では、成長は期待できないと思っているのではないでしょうか。
人気の選手、有名な選手が出てくることが、そのスポーツ人口を増やし、専用の用具や服装などの製品が売れるのは紛れもない事実です。そういう意味でメダルの数は経済効果に多大な影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
まぁ、もっと素直に考えても、もう少し日本も国を挙げてスポーツ選手を応援するようなところがあってもいいかなと思います。オリンピック選手は国を代表して行くんだというからには、それだけのことをしてあげないと。
でも、2週間の間、いろいろと楽しませてくれましたし、いろいろと元気をもらったことは間違いなく、選手の皆さんには心からお疲れ様だしたと言いたいと思います。また、今後もいろいろな機会に、日本を元気づけて貰いたいと願わずにはいられません。
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