2016年7月17日日曜日

石化檜


ヒノキ(檜、桧)は、ヒノキ科ヒノキ属の高木常緑針葉樹

日本と台湾に自生し、古くから建材として利用されています。日本の多くの神社仏閣で使用され、また独特の芳香は森林浴効果を高めることが知られています。

盆栽では、松柏に含まれますが、通常のものは枝が荒く使いにくいので、枝葉の細かい八房性の津山檜、あるいは葉がこまかく縮れ硬くなった石化檜が好まれています。

置き場所は鉄則通り、日当たりと風通しのよい場所、夏は葉焼け、冬は霜焼けを防ぐ必要があります。もともと乾いた場所に自生するので潅水は少なめ、肥料は多めでよいようです。

5月ごろの成長期に入ると秋口までは、小枝を増やすために伸びてくる新芽の芽摘みを行いますが、石化檜はあまり活発に伸びてくるわけではなさそうです。

慌てず急がずで、少しずつ形を整えるように丁寧に作業を行いますが、葉の部分で切ってしまうと葉が枯れて茶色に変色するので、大変わかりにくいのですが、枝の部分で切ることが重要だそうです。

大きく剪定する場合は、冬の間に行い、また針金かけもその時期に行います。とりあえず今のうちは風通しを良くするように、針金を枝に巻き付けず、ひっかけるだけにして隙間を作るようにしてみました。

葉が大変細かいので、小さくても大木感ははんぱなくあります。何本かをうまく寄せ植えにしてみると、大森林を表現できそうな感じがします。

そこで、これ以外に安い苗木も購入してみました。また挿し木も容易ということなので、苗からいくつか挿し穂を切り出してみました。もしも、この初心者計画が順調にいけば来春には、20センチ四方の森林を作り出せる・・・はずなんですが、どうなることでしょうか。