イソギンチャクがピンチです。最初の数日は、元気に動いていましたが、そのあとだいたい場所も落ち着いたようでした。
しかし、そこからオトヒメエビの攻撃が始まりまって、平気で上に乗っかられたりするもんですから、どうにも広がれないようです。そこで、今週火曜日に急遽水槽を倍以上の大きさのものに交換。少しでもオトヒメエビから離すことにしました。
そうこうしているうちに、今朝はついに真ん中の口を開いてだらーっとしている状態。こりゃ、まずいというわけで、昼にショップに相談に行きました。
やはり専門家が見ても、かなり厳しい状態のようで、まずは水流を増やすことを勧められました。あとは様子を見るしかありませんが、何にしても原因をはっきりさせるのは難しい。
水槽交換時に、ほぼ全取っ替えに近い水質は問題なく、水温・比重も安定しています。光は蛍光灯でも一般に言われている十分な明るさがあります。
餌だけは与えていません。もともとそれほど白くはないので、褐虫藻があり光合成で栄養が出てくると考えていました。
もともと弱っていた個体だった、水槽環境の変化、オトヒメエビによるストレス、水流不足などが考えられるのでしょうか。さすがに、まだまだ素人の自分には判断ができません。やはり、よく言われているようにイソギンチャクの飼育は大変だということなんでしょうか。
それに比べて、カクレクマノミはやたらと元気です。水槽に手を入れると、縄張りを守るためか頭から突進してきます。愛くるしい外見からすると、かなり気が強いことがわかります。
新しい住民のやどかりは、岩陰に入ってしまうことが多く、ほとんど姿を見ることができません。死んでしまっているのかと心配になって、岩をどけてみるとちゃんと生きていました。しかも、3匹のうち2匹は早くも脱皮をしています。
まだまだ始まったばかりのあすなろの海ですが、すでに生き物のいろいろなストーリーが展開しているのです。