2009年10月8日木曜日

インフルエンザ・ワクチン

台風一過。今日の午後は、まさにそんな快晴の天気が広がりました。

こどもの学校は朝早々と休校になりました。クリニックは閑散。午後の大学の外来も、天気は回復したものの早々と予約はキャンセルで、これ以上ないくらいの~んびりしてしまいました。

こんな日もあるさ、少し休みなさいよということだと思って、ゆっくりさせてもらいました。

それはさておき、インフルエンザの話をしておかないといけません。

季節性のインフルエンザのワクチン予防接種については、うちのクリニックでは昨年まではご希望の方にやってきました。しかし、大変申し訳ないと思ってはいますが、今年はこれまでまったくアナウンスをしませんでした。

もともと内科クリニックではありませんので、通院している方、特に感染のリスクのある関節リウマチの患者さんへのサービスということと、クリニックの宣伝という目的でやっていましたのです。

ところが、今年は生産量が減っていて、各クリニックへの割り当てが昨年の実績の7割~8割と決められ、自由に追加の注文ができないことになったのです。

そこで、クリニック内のみで9月中だけ確実に確保できる分だけの予約を取らせていただいたのです。必ずしも公平なやり方ではないかもしれませんが、何卒ご理解いただきたいと思います。

なお、追加の予約は一切受け付けておりません。予約ができなかった方で、接種をご希望の方は、最寄りの医療機関にご相談ください。

さて、予約をしていただいた方はワクチンが入荷していますので、日程を考えて予約表と問診票を忘れずに来院してください。

ただし、ワクチンは少しずつしか入荷してこないので、日によっては在庫が切れていることがあるかもしれません。いろいろとご不便をおかけしますが、今年の特殊な事情によりお許しいただきたいと思います。

さて肝心の新型インフルエンザのワクチン接種については、やっと昨日接種実施を希望するかどうかの調査がきました。

自分のクリニックでは、治療上免疫力に影響を与える薬を使用している関節リウマチの患者さんに対してのみ接種を行うことを前提とした希望を出しました。

まだできるかどうかはわかりませんが、可能になった場合には対照となる患者さんには直接ご案内いたします。いましばらくお待ちください。

とにかく、厚労省がさんざんメディアに発表してきたことが、やっと現場でも見える形になってきたというところでしょうか。