自分が高校生のときは、数Ⅰ・数ⅡB・数Ⅲという3つがありました。文系の人は数Ⅲはいらない。医学部も一応理系ですから、数Ⅲが必要でした。
数Ⅲというと、微分・積分とか複素数とか、まぁ世の中に出て使うことがあるんかしらんというような勉強ばかりがふえてくる。そこんとこが問題なんですよね。
どこかで無意識のうちに使っている知識かもとれませんが、大多数は世の中に出てからは・・・まぁ、使うことはない。知らなくても困らないと断言してもいい。
となると、あくまでも受験に勝ち抜くためだけの勉強という感じになってしまうので、本当の意味での「学び」とは違ってくるのかもしれません。
中学に入って、算数から数学に呼び方が格上げされて、なんとなくちょっと成長した気になったのもつかの間。数学の中が、代数と幾何という風に分かれている。最近は死語となっているようですが、代数は式を扱い幾何は図形を扱うわけです。
とにかく、英語に続いて、またもやしょっぱなからつまずいた。
当時は、参考書としてはモノグラフという数学のシリーズが人気でした。やたらと専門的で難しいのですが、一つ一つのテーマ毎に薄い本なので、自分の必要なところだけを揃えることができて便利でした。
えっ? 今でもある? へぇ~、そうなんだ。
実際のところ、そういうところで勉強しても、やはりそれほど好成績を取る事ができなかった自分としては、大きなことは言えません。
結局、数学は知的パズルのようなところがあって、勉強すればするほどわかるようになる・・・はずです・・・よね。