英語、数学ときたら、次は・・・国語でしょう。
国語は現代国語が普通ですけど、古いのは古文、漢字の世界になると漢文ということで、だいたい3つに分かれている・・・んですよ。
現代国語は、まあ、普通の日本語ですからそれなりに感性があればいいわけですが、それでも悲喜こもごもです。
授業で先生から教科書を読めというのはよくある話ですけど、日常茶飯事というところを日常茶番と読んでしまい大笑いされたのは、今でもトラウマです。
徹底的に苦手だったのが、古文。
もうすでに書いたかもしれませんけど、古文の先生は「痔ろう」がある「ジロー」と呼ばれていました。もちろん本名は違いますけどね。口癖は「そんな、べらぼーな話があるか」と「するってぇと!!」でした。
そんなところを、生徒も突っ込んでばっかりで、もう授業になんてなりゃしません。当然、成績なんかいいわけがない。いまだに、ちんぷんかんぷんですから、有名な古典作品の出だしですらわかっちゃいません。
漢文もだめ。あ~、ゴメンナサイ、菅野先生。自分はよくない生徒でした。れ点、返り点なんぞ、無視しまくりでした。これほど、教え甲斐の無い生徒はいなかったんでしょう。
とにかく、本を読むのが嫌いでなかったことだけが、今の知的財産です。たぶん、当時の高校生としては、かなり多めに本を読んでいたと思いますよ。もっとも、ほとんど横溝正史と江戸川乱歩の探偵小説ばかりでしたけどね。