この前の木曜日は、恒例となりましたヘルパー研修会の講師を新横浜でやってきました。先週の日体大の講義と違って、なにしろ3時間の講義というのは、もう果てしなく喋り続けている感じがします。
もう何回やったか覚えていませんが、おそらく介護関係の仕事に就いた方の200人くらいには講義をしたのではないでしょうか。まぁ、ここまで来たらできる限り続けていくのも「地域密着」を目指す開業医としての責務かもしれません。
金曜日は医師会の理事会。公益法人改革という政治決定により、医師会のような団体の身の振り方を決めなければいけません。なかなか大きな問題で、自分にはよくわからない。何度聞いても、う~んっという感じです。
そんな中で、自分の医療法人化に伴ういろいろなところとの契約などを整理しなければいけないというのも、しんどいものがあります。口座振替の変更だけでもうんざりするほどあります。
しかし、世の中を見渡すと、国政の場では相変わらずの低級な発言が飛び交い、また与野党は非難合戦に明け暮れている。裁判員裁判では判決で死刑が言い渡されのに、裁判長は被告に告訴を薦めたり。
明るい話題は、すぐにもっと暗い話題で塗り替えられていくことの連続で、一市民としては、何とも言えない切ない気分です。あっという間に11月も後半に突入して、今年も残すところあと1ヶ月ちょっと。今年のニュースを選ぶのもつらいところでしょうね。
受験生にとっても、センター試験まであと2ヶ月。もう、のんびりしている暇はありません。なんだか、もろもろのせわしいことだらけで、まさに光陰矢の如く状態。時間がいくらあっても足りません。
明日は、自分が担当の医師会仕事である、都筑公会堂で救命講習会と市民医学講演会。聞いておいて損のない災害時の「誰にでもできる救命・救急処置」についての講演です。是非、一般の方はお越しいただきたいと思います。