今日は、毎月3人でやっている関節リウマチの勉強会。診療終了後に集まって、新しい話題についてあーだこーだと意見交換したり、診断や治療などでの疑問点を相談したりするわけで、自分にとっては大変意義深い会合です。
昨年から、この勉強会を拡大して田園都市リウマチフォーラムというのを始めたので、勉強会はフォーラムの幹事会という側面も合わせて持つことになりました。
フォーラムは聖マリアンナ医科大学のリウマチ科教授、山田先生に協力いただき、これまでに3回開催してきましたが、だんだん会としても体裁も整ってきて、横浜市北部・川崎市西部地区の中で重要な勉強会になってきました・・・と言うと、自画自賛気味でしょうか。
リウマチ医には、内科系と外科系の医者がいますが、どちらもそれぞれの得意とする領域があります。すべてのバランスがうまく取れていることが望ましいのですが、さすがに完璧な医者はなかなかいないものです。
こういう勉強会、あるいはフォーラムの目的は、病診連携・診診連携と、そのバランスをうまく取ることにあり、些細なことでも互いに質問したりできることが重要です。
特に生物学的製剤と呼ばれる最新の治療薬については、次から次へと新しい物がでてきて、それらのすべてに精通することはなかなか難しい。そういった情報を、気兼ねなく別の先生から聞けることは大変助かります。
また、比較的古い薬では、使用をやめることができる患者さんが出てきていますが、まだ学会レベルでまとまったデータがなかなかない状況では、医者同士の口コミがバカにできません。
今日も、いろいろと有意義な口コミをたくさん聞けて、大変満足した勉強会でした。今後も5年、10年、いや20年と続けていければいいなと思うわけです。