おっ、そう言えば、暦はいつの間にか11月。西向く・・・侍の月です。
11月になると、今年も忘年会の日程をきめないと。税理士サンからは、年末調整の紙を渡されますし、どうしても年の瀬に向かってカウントダウンが始まったような気がします。
学生さん、特に高校三年生の皆さんは、センター試験まであと10週間。今年もうちには受験生がいるんですよね。インフルエンザの予防接種とかは、早めにすませましょう。万全を期すためには、年末に2回目の予防接種をすれば完璧かもしれません。
予防接種と言えば、最近、中尾彬と加賀マリ子の二人が肺炎球菌ワクチンのコマーシャルをやっていますね。何か急に放映回数が多くなったのか目立ちます。お年寄りの中には、やらないといけないと思っているかたもいるようです。
実際、高齢者の肺炎による死亡者数は少なくありません。肺炎球菌は肺炎の原因となる最近としてはポピュラーなものですから、予防できるものであれば予防するにこしたことはありません。
予防接種の効果というのは衛生学的に証明されているわけですが、これはあくまで確率論。全体で見れは、予防接種によって病気が発生するチャンスは確実に減るわけですが、残念ながら100%ではありません。
ある一定の確率で予防接種による副作用は必ず存在し、それが自分に起こるかもしれないわけです。日本人は集団の利益よりも、個人の不利益を重視するように思います。それがいいか悪いかという議論は難しいので、ここではあえてしませんけれど。
とにかく、予防接種は「転ばぬ先の杖」としてうまく利用して、病気を未然に防いでいただきたいと思います。