どうもいけません。
何が? って、プリウスαです。どうも、最近いい話が聞こえてきません。注文してから5ヶ月。秋からの増産で、多少は予定より早く納車されるのではないかと、淡い期待を抱いていたのですが・・・
中国のレアメタルの売り渋り問題は、機械的部品より電子部品が多くなっているハイブリッドカーには大きな足かせになっているようです。
モーターとエンジンのバランスなどをコンピュータ制御しているので、ハイブリッドカーはレアメタルを大量を必要としているわけです。
もちろん、プリウスα3列車にとって最大の売りであったリチウムイオン電池が、やはり増産対応できないようです。ニッケル水素電池搭載の2列車が順調に増産されているのに比べて、3列車はさっぱり。
少ないリチウムイオン電池を、やはり来年早々に登場予定のPHVプリウスの分に相当量をまわしているのでしょうか。
震災の減産の影響から脱して、やっと正常な生産体制に戻ってきていたところに、まさに水をさしたのがタイの大洪水。日系の企業の多くが浸水して操業を停止。トヨタはタイからの部品供給が滞り、ついにプリウス・プリウスαを生産している愛知県の工場も、それまでの増産体制を維持できなくなっています。
ちなみに日産は、人気車種の一つであるマーチ本体をタイで生産していたので、もっと大きな影響を受けているかもしれません。トヨタの年末の目玉、コンパクトハイブリッドのアクアについては生産は東北の工場ですか、一部の部品については当然影響を受ける可能性がある。
アクアはトヨタとしても、相当な販売数を期待しているはずで、ライバル車への顧客流出を抑えるためなのか価格発表を徹底的に引き伸ばしている最中。ディーラー販売員向けの試乗会も始まっているにもかかわらず、ここでも価格を出さないという徹底振りです。
タイの洪水による今後の展開の不透明感は、さらに価格公表を遅らせる要因になっているのでしょうか。12月の東京モーターショーへの出展は間違いないところですから、どんなに遅くともショーへの出品で価格を公にすることは確実です。
αの話に戻ると、もともと6月注文で来年5月以降という納期を示されているわけですから、とりあえずそれまでは文句を言ってもしょうがないのですが、やはり1年というのは長すぎです。
1年あると、その間に魅力的な新車はいろいろ出てくるわけで、いろいろとオプションはどうしようとか考えていても、さすがに数ヶ月たつともうやっていられません。ほんと、最近はどうでもよくなってきた感が漂い始め、納期がはっきりしないのならキャンセルして他の車を検討してもいいかなとか思ってしまいます。
トヨタは「必要なときに必要な分だけ車を作る」というのを目標に、部品の生産を分散化し、国内外にいろいろな生産拠点を作るとともに、多くのサプライヤーを確保してきました。
実際、震災や洪水で多くのサプライヤーが稼動しなくなって、本丸の生産が滞っているわけです。必要なときに必要な分を作れない生産体制と言わざるをえません。それはそれでいいのですが、作れないにもかかわらず新車を計画しなおかつ注文を受けているというところが問題でしょう。
さらに、顧客の不安・不満を解消するための情報公開の少なさは、トップブランドとしてのおごりからくるのだとしたら、さすがにトヨタ車を選ぶのはやめようかと・・・あ~、どうも、このあたりのことについては、どうもぐちっぽくていけません。
何でもいいから、もうちょっと安心して楽しく待ち続けられるようにしてくれませんかね、トヨタさん。