昨日は、午後から春の嵐。
患者さんは、当然午前中に集中。午後はぱったり。外の雨風を望めながら、まったりとした時間が流れました。
開業当初は、患者さんがなかなか来ないので、一日中ぼんやりしていることが多かったのは当然です。その頃は、まったりする時間は不安でしょうがありませんでした。
クリニックも10年目に入って、いまだに標準的なクリニックと比べて患者数が少ないのですが、さすがに時々まったりできるとありがたい。
50歳を過ぎると、体力的な衰えは隠しようもなく、疲れがとれにくくなったと実感する事が多くなりました。しっかり働くためには、しっかりと休養することも大事だと思いだします。
患者さんに説明する時に、最近はそういう「実体験」をもとにした話をよくします。
20歳代、30歳代は若さの勢いで、何でも好きな事をがむしゃらにできるものです。いくらでも仕事に自分を合わせられるものです。
40歳代になると、あれ? っと思う事が出てきます。それでも40歳代は「まだ、自分は大丈夫」という勘違いでなんとかなります。
老化現象は体の成長が終わったとたんから始まっているのですが、いよいよ表に出てくるわけです。そういう意味では、「アラフォー」というのは肉体的に存在すると言えます。
50歳代は、もう勘違いできなくなります。さすがに、仕事を自分に合わせる部分を作っていかないと、やらなきゃいけないことと体力のギャップが広がる一方。
ここまでは、実感として自分も理解している話。さて、60歳を越えたときは、どんな説明をしているのでしょうか。