トヨタのプリウス・ファミリーはいうに及ばず、最近の車のハンドルは回すだけでなく、いろいろなスイッチがついていたりします。
プリウス系は、基本的に全部同じ形状の楕円形ハンドルが採用されていて、左右にけっこう幅を利かせたステアリングスイッチ・パネルが備わっていて、最大で左右で12個のスイッチによる捜査が可能になっています。
オーディオの音量、トラックの早送り、エアコンの温度の上下、走行距離などの表示の切り替え、携帯電話のハンズフリーなどが主な操作できるものですが、実際のところ音楽などの音量の調整以外はそれほど必要度は無いように思います。
それでも、慣れてしまうと、やはりいざ手を動かすのは億劫なものです。ついつい物ぐさが身についてしまっていることに気が付いて、ため息をつきたくなるのは人間だからしょうがないとあきらめましょう。
ただ、一つだけ、どうして我慢ならないことがある。なんだ、そんなことかと云われそうですが、このパネルの色。けっこう安っぽいシルバー塗装。せっかくの本革巻きハンドルなのに、このパネルの色はない。
そこで、今でこそトヨタ純正で、黒いパネルとかもあるので、頼んで交換もできますが、とりあえず3年前にはそういう選択肢はなかったので、サード・パーティにお世話になるしかない。
ぴったりと上からかぶせて両面テープで固定するタイプのパネルが、けっこういろいろなところから出ているもので、ピアノ・ブラック、木目、カーボン調とかいろいろなのがあるんですが、ちょっと注意がひつようなのことがあります。
安かろう悪かろうというのは、何にでも当てはまることがあるわけで、これも安いのに飛びつくと、微妙な形状があっていなくて、浮いたりすることがあるんです。どれがというわけではないのですが、このあたりは純正品で無いことのリスクみたいなところ。
その場合は、だいたいで我慢するか、思い切りよく引っ剥がすか・・・・それは個人の自由ですから、好きにしてください。とりあえず、あの銀色が隠れると、ずいぶんと目の前が落ち着いた感じがするのは自分だけでしょうか。