国会議員さんは、まるで義務のように何かつけいろいろな色の羽根を胸につけているのはいいのですが、まるで慈善家のアピールみたいで時には嫌味になることも少なくない。
この時期総理大臣も率先して緑の羽根をつけていますが、
赤い羽根に象徴される秋の「共同募金」に対して、緑の羽根募金は認知度が低い感じがします。
緑の羽根募金は、国家緑化推進機構・各都道府県緑化推進委員会を通じて行われる事業に使われます。
つまり、森林を作ったり、その活動をよってこどもたちを中心とする人の輪を作ることが目的だそうで、とかくアスファルトやコンクリートで固めた面積が増えやすい狭い日本の国土に自然を残す運動です。
最近は何でも募金活動は東日本大震災や熊本地震の復興のためという大義があったりするんですが、緑の羽根募金にもそのことがうたわれています。
赤い羽根の共同募金はともかく、緑の羽根では「緑化」という一定の目的がはっきりしているので、復興のためというのは横に置いてもいい感じがします。
最近の羽根は、たぶん21世紀になった以降くらいだと思いますが、ピンで刺すタイプではなくテープで貼るようになっています。間違って、指を傷める心配はありません。