2017年5月8日月曜日

雀のお宿 @ 深大寺


深大寺と言えば蕎麦。

調布市の深大寺のそばには蕎麦屋がいっぱい・・・って、冗談じゃなくて本当です。

時は江戸時代、深大寺の周辺が、米作りに向かないため蕎麦を作ったのが始まりらしい。20店ほどが、徒歩数分の中に集まっていて、どの店も自慢の蕎麦を競っています。

近くに住んでいれば、すべて食べつくして、ここが一番という贔屓店が見つかるんでしょうが、さすがにぱっと行くとどこが一番美味しいのかわからない。

連休中だったので、ものすごい人出で、とにかくどこも凄い行列でした。もう、お店を選んでいる余裕もなかったので、ぱっと目についたお店に並んで入りました。

雀のお宿というこの店は、とにかく入り口の趣がいい。後から確認したら、深大寺の中では有名な方みたいで、値段もやや高め。

今回は、初めての店では「ざる」という自分の原則ルールを実践しました。ただ、ざるだと量的に物足りないので、もう一枚か、あるいは大盛を注文したくなります。

この店では大盛は200円増しでした。でも、出てきたのは十分ざる2枚分ありそうな感じで、お得感がありました。

その肝心の蕎麦は、たぶん二八蕎麦でしょうか。機械製麺だろうと思いますが、蕎麦の味はしっかりあります。茹で方も申し分なく、喉越しは滑らかで十二分に合格の味。

汁は醤油はきつくなく、甘さも少ない。普通ですけど、一番落ち着く味というところでしょうか。麺が細過ぎず太すぎずなので、このくらいの味がちょうどあっている感じです。

天ぷらも合格。おまけに、自慢の葛餅がついてきました。

スーパーに行くと、深大寺蕎麦の袋乾麺も売っていますが、さすがにそれと比べるのは失礼というもの。深大寺に行った際は、是非そばを・・・って、蕎麦屋しかないですけどね。