見た目は・・・重要な一点を除けばバッチリな出来栄え。
準強力粉+加水70%で、半日の低温一次発酵。成形して二次発酵でひと回り大きくなり、焼成は250度で10分間、220度で15分間。さらに1.5倍くらいに膨らんで焼きあがりました。
うまくいっていない重要な点は、もちろんクープ。
よく見ると、クープの位置は悪くない。できるだけ斜めにならないように、4本を重ならない程度に少しだけずらして真ん中に配置しました。
深さはたぶんあまり深くはありません。せいぜい5mm程度。切った後に、自然に1cm以上は開くのを待ってからオーブンに入れています。クープ内に油は入れていません。
クープの帯は切れていませんが、クープ内の盛り上がりで平坦になっていて、帯との差がわかりにくい。クープ内もしっかり焼き色がついているため、よけいにわかりにくい。
初期の焼成温度が高いということでしょうか。できるだけ最初は高い方が良いといわれているので、予熱は300度です。焼成の膨らみがいいので、そこは良さそうです。
でも、250度で焼きだすのは5分くらいでいいのかもしれません。その後は、200度くらいに下げてもう少し長めに焼いたらどうなんでしょうか。このあたりは、オーブンの癖を見極めることが大事なのかもしれません。
しっかり膨らんで焼けたので、気泡はきっとボコボコとできている・・・
がっくり。
まぁ、悪くはないけど、いまいちですね。生地はかなり気泡を壊さないように丁寧にあつかったつもりなんですが、そもそも最初の発酵が足りないんでしょうか。