美しい!! 約70cmの均一に伸びて膨らんだ焼き上がりは素晴らしい。7本のクープもきれいに開いています。クラストの硬さも、いかにもフランスパンという感じですし、おそらく出来上がってから半日以上はたっていると思いますが、水戻りもなくパリっとした感じはそのまま。
クープのエッジの立ち具合も完璧ですし、またうまく焦げたあたりも最高です。ついに自分の製パン技術も完成!!・・・なわきゃない。見てわかる通り、これはよく知られた「神戸屋」のバゲットです。
さすがに、プロの仕事は素晴らしい。以前なら何とも思わずに買っていたバゲットですが、あらためて眺めるといかにこのように作るのが難しいか身に染みてわかる。
しかも、毎日の気温・湿度などが刻々と変化する中で、一定の品質でパンを焼き上げ続けるというのが、いかに大変かということも理解できます。
間違いなく言えることは、絶対に、絶対に、ぜっ・たい・に!! これを家庭で作ることは不可能ということ。最低でも高温でいっきに焼き上げる石窯が無いと無理。
とは言っても、どこまで近づけるか・・・兆戦のしがいがあるというものです。