ライ麦でパンを作ると、素朴な味わいが楽しめるらしい。
主としてドイツ近辺でよく食べられるようで、ドイツでは小麦粉との配合の割合により名称がかわるとのこと。
今回は、パン・お菓子作りでは誰もがお世話になる
富澤商店掲載のレシピを参考にしてみました。
なんと、ライ麦の配合は60%。通常の小麦粉と違って、ライ麦はぼそぼそしてるし、捏ねるとべたべたになって扱いにくい。配合量が多くなるほどずっしり系になるので、初心者は20~30%くらいが向いているらしい。
・・・なのに、60%です。例によって無謀なチャレンジです。ずっしりして気泡もできにくいわけですから、バゲットよりもカンパーニュみたいな形を狙った方がいいのかもとれません。
実際のところ、まあ形だけはそれなりになったのですが、断面はとてもお見せできるようなものではありません。ほとんどきめの細かい、食パンよりは粗いかなという感じ。
それは想定内ですので、あまりがっかりはしない。本当のところ、このクープの切り方に興味があったんです。
生地がかなり硬かったので、余裕でクープを入れることができました。多少は焼いて開いたのがわかります。こういう切り方をするとどうなるのかという試みみたいなところ。
ただし、普通のバゲットでは生地がもっと柔らかいので、こんな風には切るのは無理だろうと思います。