2026年3月12日木曜日

団地


団地というのは、必ずしも日本独特の物ではないようですが、日本では昭和30~40年代の高度経済成長期の象徴的な建造物の一つというイメージがあります。

一か所に集中的に同じ目的の建物を作ることで、インフラ整備などを効率化することができます。工業団地というのもありますが、一般的に目にしやすいのが住宅向けの団地です。

日本住宅公団(今の都市再生機構、URの前身)が、昭和30年代後半から入居を募集した住宅団地は、水洗トイレ、風呂、ダイニングキッチン、ベランダが各戸に設置され、当時の文化的生活を送ることができる人気の住居となっていました。

自分は住んだことはありませんが、最初に団地を知ったのは「ウルトラセブン」で、団地の住人が丸ごと宇宙人にすり替わるという、けっこうこども心に恐怖を感じさせるものでした。

次に、東京都板橋区の高島平にマンモス団地が1972年にできて有名になりました。なんで有名かと言うと、飛び降り自殺の名所になったからで、これも怖い話になってしまいました。

他にも日活ロマンポルノに「団地」という言葉がよく登場したので、団地にお住まいの方には申し訳ありませんが、どうもあまり良い印象が無い。

その後も各地に建てられましたが、すでに築50年を過ぎて、建て替えの問題がいろいろ発生しているのをよく聞きます。自分の行動範囲にも五か所程度の団地群がありますが、まだあまり建て替えられた気配は無いので、いろいろ大変なのかなと他人事ながら心配しています。