2026年3月3日火曜日

春の気配


古い暦の上では、正月から春。だから、新年のあいさつに「初春」という言葉が使われます。

実際の生活の中では、二十四節気の一番目の「立春」から春としていたわけで、ちなみに今年(2026年)の立春の期間は2月4日から2月19日の間です。だから、季節を分けるという意味で、2月3日ほ節分としています。

ただ、現実的な感覚としては節分が来たからと言って「春だなぁ」とは思わないわけで、どっちかと言えばまだまだ寒い冬という感じです。

となると、本格的な春と思えるのは、天体の動きによって決まる「春分」の方が相応しいように思います。

春分は昼と夜の時間が同じ長さになるという意味で、二十四節気の「立春」は四番目です。今年の春分の日は3月20日ですから、体感として春が来るまでにあと2週間ちょっとというところでしょうか。

日本の桜は春の象徴みたいなところがありますが、ほとんどはソメイヨシノという品種です。例えば河津桜として有名な、伊豆の早咲き桜はすでに満開で話題になっています。これはオオシマザクラとキンヒザクラの交雑種で、広い意味でサクラの野生種全般をさすヤマザクラの一つです。

身近な場所でも、毎年春を先取りするヤマザクラがあります。こちらは早渕川の土手。1本だけ山桜があり、ほぼ満開になりました。周辺にはソメイヨシノがたくさんあるので、花見ポイントの一つになります。

少しだけ余裕をもって周囲を見渡すと、春の気配はあちこちにあるものです。ちょっと気持ちの余裕をもって、春を探すのもいいかもしれませんね。