年末年始休診のお知らせ

年内は12月28日(月)午前まで(午後は休診)です。 12月29日(火)~1月4日(月)は休診します。

2009年10月31日土曜日

インフルエンザワクチン状況

10月も今日でおしまい。あっという間に季節が移り変わって、明日からは11月。すでに年末年始の当直バイトの予定も決まってしまいました。なんか、一年中時がたつのは早いと言っているような感じです。

今年は4月の末から、新型インフルエンザに振り回されっぱなしで、いまだに確定的なことがわからない。おかげで季節性インフルエンザのワクチンについても、もう不確定はなはだしいこと。

とにかく、新型の突貫生産の関係で、季節性のワクチンの生産量が減少して各医療機関へは前年の実績の7割程度となっています。それも、ちょっとずつしか入荷してこないので、もうはらはらしっぱなしです。

うちのクリニックでは、予想される入荷量より少な目の通院患者さんに限定の予約制としましたが、9月中に予約は一杯で、新規の予約は受け付けていません。いまだに問い合わせの電話はじゃんじゃん来ますが、すべてお断りしているという状態です。

予約したが家族に回したいというような申し出もありますが、かかりつけなのにお断りした方へ申し訳ないので、一切お受けしていません。また実際にキャンセルが出ても、本当にワクチンが足りるのか不透明なため追加の予約も受け付けることができません。

こんな状況ですから、いろいろお叱りを受けていすが、何卒ご理解いただきたいと考えています。

予約をしている方には、当日ワクチンの在庫があるか是非お問い合わせの上来院していただきたいと思います。

2回接種で予約された方で、まだ1回目を行っていない方がいますが、できるだけ早く1回目を済ませて下さい。2回目は3~4週間あけて行いますが、そのころ風邪などをひいていると延期することになります。場合によっては、2回目が出来なくなることがありますので、ご注意下さい。

新型インフルエンザのワクチンについては、当院では最優先グループである関節リウマチ患者さんに対してのみ行う希望を出してあります。しかし、実際のところ、希望通りの供給があるという見込みはなく、入荷がゼロということも十分にあると考えられます。

ワクチンは来るのか来ないのか、来るならいつなのか、どのくらいの量が来るのか、まったくわかりません。従って、実際に手にしない限りは、何もアナウンスできないという状況は、1ヶ月ほど前と変わっていないのです。

最優先グループの患者さんには、「最優先接種者証明書」というのを発行できることになっていますので、もしも11月半ばまでに入荷してこないようであれば、当院に通院加療中の関節リウマチの方には、証明書をお出しするような対応が必要になってくると考えています。

いずれにしても、ワクチンを待っている方には大変ご迷惑をおかけしていますが、このような状況であることをご承知おきください。

とりあえず、10代の感染者が圧倒的に多い割には、それ以外の年代の発生が異常なほど少ないというのは事実であり、また死亡率も季節性インフルエンザと比べて多いわけではないということは間違いありせん。通常の予防対策・・・うがいと手洗い、そして人ごみでのマスク着用・・・をしっかりとってください。

2009年10月30日金曜日

圓樂死去

五代目圓樂が亡くなった。76歳だそうです。

師匠は六代目三遊亭圓生。弟弟子に三遊亭圓窓。弟子には三遊亭楽太郎。

無骨な落語で、圓生の弟子としては艶がなく、地味な落語家だと思う。性急に喋ろうとすると、時にどもることもあった。

明治の圓朝、師匠の圓生から伝わる三遊亭の人情噺をなんとか守らなくてはいけないという立場にあって、おそらく本人は相当努力を強いられたことだと思う。

落語協会騒動の時も、圓生について三遊協会旗揚げに尽力しかけまわっていた。

あまり熱心に高座を直に見ない、中途半端な落語ファンの自分だが、圓樂の落語は生で見たことがある。さげがわかっている当たり前の落とし噺ではあったが、これがおもしろい。

落語はしゃべりだけでなく、仕草や、そのタイミング、いろいろな要素が関係している。圓樂は器用な噺家ではないが、確実に聴衆を楽しませるつぼをおさえていたのだと思う。

明治を受け継いだ圓生、志ん生、文樂、正蔵、金馬、小さん。そして次の世代として名をはせたのが、志ん朝、圓樂であり、あと残っているのは談志と小三治くらい。

今は落語はちょっとしたブームと言われているが、もう明治から昭和の落語を語れるものは皆無である。残念であるが、時代の流れであるから受け入れるしかない。圓樂の死によって、落語はさらに一歩、廃れゆく文化としての古典芸能となった。

合掌。

2009年10月29日木曜日

新生たまプラーザ

そういえば、先週のローカルニュースとしては忘れてはいけないのが、たまプラーザ。駅ビルが完成し、TAMA PLAZA TERACEとしてオープンしたことです。

部分的には完成していたのですが、全面オープンは10月22日。10月19日にプレオープンで東急お得意様だけが入場できるということで、早速・・・

いえ、うちの長女が偵察に行ってきました。でもって、写真をいただいてブログのネタにするという、楽している父親です。

とにかく、どこかの空港かい、と聞きたくなるような感じですね。東急も力を入れています。次男も、すでに見て回ったようで、期待の一風堂のラーメンも早くも食べてきたようです。

駅舎となっている中央と、南側のサウステラス、そして今までの東急SCがノーステラスということで、巨大なショッピングスペースとなるわけです。

・・・わけですが、やはり地下鉄が隣のあざみ野に行ってしまったのが痛い。あざみ野は、どう考えても発展性が乏しい。たまプラーザを今更大きくしても、田園都市線1本では寂しさはついて回ります。

いろいろな横浜市と東急の戦いがあったようですが、たまプラーザをとおって新百合ヶ丘まで地下鉄が通っていたらと悔やまれることしきりです。

2009年10月28日水曜日

喋り

今日は久しぶり、本当に久しぶりに一日中喋り続けでした。

医者の仕事は、実際にやっていることと言えば、ほとんどが喋りです。朝から晩まで、独演会みたいなもんです。

この喋りというのは、本当に疲れるんです。一般の方で、いくら話し好きの方でも、医者ほど喋り続けることはないと思いますよ。

喋るというのは、呼吸のうちの息を吐く方の連続ということです。人は酸素を吸い込んで、二酸化炭素を吐くことで呼吸をしているわけです。喋り続けていると、体の中の二酸化炭素が欠乏してしまい、ぼーっとなってくる。

時々、ゆっくりと深呼吸をして、二酸化炭素を少し体の中に貯めていかないと、意識を失ってしまいそうです。

パソコンの来院者リストを見て、ここで一区切りつきそうだと思っていて、区切りの患者さんの診察をしていることがあります。

今日はその患者さんが終わると、また1人来院されているという状態でした。なかなか休憩するタイミングがなく、けっこう消耗した感じでした。

患者さんがまとまって来院された場合は、どうやっても待ち時間はでてしまうわけで開き直ってやるしかありません。ところが、ポツンポツンと患者さんが来る場合には、1人に使う時間ものんびりペースになるので、気が付くと結局待ち時間が多くなってしまうことがしばしば。

とにかく、専門用語をできるだけ使わず端的に説明していくことを心がけていると、やはり喋りの量ほ減らすわけにはいきません。二酸化炭素が減っていくのも、医者としては歓迎すべきことなのかもしれません。

2009年10月27日火曜日

たまプラーザ べこ亭

たまプラーザから犬蔵に行く道、というとかなりローカルな話題ですが、この道が昨年だったかきれいになって、くねくねしたていたのも整理されました。そして、途中にできたのが「高級」焼き肉の店、べこ亭です。

去年の夏にもお邪魔しましたが、今回も都筑区の整形外科開業医と昭和大学北部病院整形外科との親睦会ということで利用させていただきました。

より専門性で話題も共通のことが多く、お互いに顔が見える関係を作ると言うことでより連携をとりやすくするということで意味のある会でした。

病院は患者さんの多さで大変な思いをしており、開業医はそのあたりをできるだけカバーして、病院の先生には入院が必要な患者さんの治療に専念してもらうことが大事です。

ところで、べこ亭は・・・というと、はっきり言って自分は苦手。

なんでかというと、あまりに肉が霜降りなんです。霜降りが高級という感覚がわからない。ほとんど油ですから、肉が軟らかいのではなくて、油でやわらかいだけ。

年を取ると胃にこたえます。油のないミノを追加してしまいました。まぁたまにはいいかもしれませんが、オージービーフの方が妙に安心というのは本音です。

2009年10月26日月曜日

リウマチ新診断基準

今日は朝から冷たい雨が降り、風も強くて日中も気温が上がらず、超ぅ~うぉ~う、閑でした。スタッフは、日頃できないいろいろなところの整理や掃除に精を出してくれましたので、たまにはこんな日もあってもいいかと思います。

さて、日頃からリウマチ診療を行っていて、いつも感じていたのは、1987年に作られたアメリカリウマチ学会の分類基準が、20年以上だってもいまだに診断の要になっているのは如何な物かということでした。

この間に、メソトレキセートという画期的な内服薬の登場、さらにその上をいく生物学的製剤が普及。検査ではMMP3や抗シトルリン化ペプチド抗体の測定、画像診断でもMRI検査や超音波検査が用いられるようになり、いかに早期に病気を発見し確定するか、そしていかに早期に寛解状態(治癒に近い状態)にもっていくかが専門家の間では焦点となっている昨今です。

しかし、根拠のある医学(EBM)の元では、すでにかびを生え始めた20数年前の基準を満たしていることが求められてきたのです。どう考えても時代のニーズにマッチしていないのは歴然としていて、これではハードルの高い現在の治療目標を達成することは困難でした。

実際、自分も日本リウマチ学会が作成した早期基準をもとに診断を考えるようにしているわけで、過去の基準はほとんど使うことはありませんでした。その早期基準も完璧とはいえず、必ずしも高い精度があるとは言えませんので、日本でもより早期に高い確率で診断を確定するツールの模索が始まっています。

そこへ、ある意味衝撃的なニュースが飛び込んできました。今、アメリカではアメリカリウマチ学会(ACR)が行われているのですが、ついにその場でヨーロッパリウマチ学会(EULAR)と共同で新診断基準が発表されたというのです。

やっとリウマチ学の総本山が動いたと言うことも驚きですが、ヨーロッパと共同というのも凄い話です。最近は、ヨーロッパの学会の方がいろいろな新しい波を敏感に感じ取った動きが目立っていて、リウマチ学の中心がアメリカからシフトしている印象を持っていました。

ですから、アメリカの学会もヨーロッパを無視することはできなくなったのでしょうか。日本人には欧米人とは違ったリウマチの特徴が無いわけではないので、日本の学会もここに混ざっていたならさぞかしよかったと思います。まぁ、これから日本人に向けたローカルルールなどが見当されていくことになるのでしょう。

さてこの新しいACR/EULAR基準の最大の特徴は、これまで画一的に項目の数だけで判定したのに対して、項目の中に点数制を導入し、疑わしい項目に対して比重の重さ軽さの考え方を取り入れたことにあります。

従来、リウマチ結節という項目がありましたが、病初期から認めることは希で、何で基準に入っているのか疑問を感じていました。また、朝のこわばりというのも有名な言葉になってしまいましたが、ある程度疾患とは関係なく感じる症状なので特異性は低いのです。

今回はこのような不確実な項目が排除され、自分としても比較的納得できる形に整理されたと思います。新基準では関節病変(0~5点)、リウマチ因子及び抗シトルリン化ペプチド抗体(0~3点)、滑膜炎持続期間(0~1点)、炎症マーカー(0~1点)の4つの項目に集約され合計10点のうち6点以上を確定とするなりました。

しかし、症状である関節病変を一番点を多くしたことは理解できますが、その中身を「腫脹または疼痛」としたことはちょっと残念。疼痛だけと腫脹もあるのでは、疑い方には相当な差があることはリウマチ診療に携わっていれば、誰でも感じていることだと思います。

その点を病変関節の数で補っているようなのですが、このあたりは早期の患者さんの取りこぼしがないようにという意図が入っているのでしょう。ただし、その分誤診を生じる余地になってしまうのではないかと危惧します。

逆に、これまでどんなに疑わしい腫れ方をした関節を見ても、それが一カ所しか無い場合は診断を確定することはできなかったのですが、例え一カ所でも診断を下すことができるようになったことは意義深いことだと思います。

これから、実際にいろいろな臨床の場で、この新基準の妥当性が討論されていくことになると思いますが、より現状にそくした使える基準が発表されたということは間違いなく、臨床の現場としては歓迎したいと考えます。


中・大関節:肩関節、肘関節、股関節、膝関節、足関節
小関節:MCP関節、PIP関節、第2~第5MTP関節、第1IP関節、手関節
血清学的因子:陰性=正常上限値以下、陽性・低力価=正常上限値の1~3倍まで、陽性・高力価=正常上限値の3倍より大
滑膜炎持続期間:評価実施時に存在する滑膜炎に関して、患者自身の報告に基づく滑膜炎症状(疼痛、腫脹、圧痛)の持続期間
炎症マーカー:正常/異常の基準値は各施設で採用しているものに準ずる

2009年10月25日日曜日

Windows 7

先週は、インフルエンザでばたばたしていましたが、実は個人的には大変興味を持っていることがあったんです。

Windows 7の発売です。まぁ、マイクロソフトの商売はなんだかんだといわれますが、実際遊びだけでなく業務でもWindowsを使い続けているわけですから、OSのバージョンアップには敏感になります。

今のWindowsの実質的な歴史はVer.3.1から始まったと言えるわけです。Ver.1は見たこともありません。Ver.2はMS-DOSという古典的なOSの上で動くアプリケーションで、やたらの重くなるだけのプログラム・ランチャーでしかありませんでした。

そしてVer.3でやっと、Windowsらしい動きがでるようになって、Ver.3.1で使えるものになったと思います。インターネットが一般に使われだしたのもこのころ。

真のWindowsはその次のWindows95からと言われるのは、Win95が初めてOSとして存在し、互換性維持ためにMS-DOSは形だけ内包されるようになったからです。

次のWindows98では、インターネットが強化され、まさに誰もが使う形が整ったといえます。と、同時にWindowsNTという、業務用のセキュリティを強化したMS-DOSを完全に 排除したOSが登場し、Ver.3から4になって、こちらも使えるものになっていました。

このNT系の進化、つまりWindows2000に力を注いでいたマイクロソフトは、一般向けのWindows98はWindowsMeというマイナーチェンジでお茶をにごしてしまったのです。このようなソフトをとりあえずのつなぎという意味で、ブリッジングソフトと呼ぶわけです。

そして、NT系と98系を統合した形で完成されたのがWindowsXP。はじめはWindows2000に比べて、安定性が悪いとか動きが重たいとか言われていましたが、少なくとも現時点では大変成熟したOSとして高い評価を与えることができると思われます。

そしてマイクロソフトは2007年に大いなる自信をもってWindows Vistaを世に送り出したわけですが、これがまったく受けない。見た目の華やかさはあるものの、そのためにOS自体が肥大化しすぎて、とにかく動きが悪すぎる。

ハードの性能に依存しすぎて、一般が使うクラスのパソコンではとても実用的ではありませんでした。自分も一台購入して、あまりのひどさにあきれてしまいました。そのパソコンは、無理やりサポート外のXPへのダウングレードをしてなんとか使っています。

マイクロソフトとしては残念ながら、一般からはブリッジングソフトの扱いを受けることになってしまいました。OSの不評は、ハードの売れ行きにも大きな影響を及ぼしました。

長々と書いてきましたが、その反省の元に完成したのがWindows 7というわけです。前評判では外見的にも機能的にもVistaの多くを踏襲しているものの、動きが軽くなって、使いやすくするための機能強化が随所にあり期待度は高まります。

というわけで、今回は早速購入してみました。クリーンインストールで、とりあえず使えるようにして、今日は一日いろいろいじってみました。全体の印象としては、確かに悪くない。

もちろんハードがよくなっているわけですから、当然といえば当然ですが、一見地味な感じがするものの、ちょっとした使い勝手が向上しているというところでしょうか。ただ、これでXPのサポートも近々終了ということも発表されているので、なかなか思いは複雑です。

ただ、このインストールで実はだいぶてこずった。すでにVistaが入っているパソコンに対して、アップグレードという形で導入するパッケージなのですが、途中でミスをしたらしく、ブルースクリーンの連発となってしまいました。

何回も出したり入れたりで、こりゃもうハードを修理に出すしかないかと思いました。結局、認識できないデバイスの関係だったようで、これを強制的にオフにして何とか事なきを得ました。

いゃ~、パソコンメーカーのサポートディスクが、届いてからにすればよかったと思いましたが、おかげでWindows 7のいろいろなところが勉強になったところもあって、まぁよしとしましょう。

2009年10月24日土曜日

ひとつ、ふたつ、みっつ、腰痛

最近、やたらと若い腰痛の患者さんが多いような気がするのです。

自分がクリニックを開いている横浜市都筑区というところは、住民の平均年齢が若いことが特徴。クリニックの患者さんの年齢も40歳代~50歳代が中心という、整形外科開業としては経営的に大変苦しいわけです。

まぁ、そんなわけで、高齢者の腰痛は背骨の変形が進んでおり、治るか治らないかと聞かれれば、根本的に治ることはないと言わざるを得ません。それに対して、若い方の腰痛は背骨を支える筋肉に原因があることがしばしばあります。

こういう場合は、負担をかけすぎて背筋が悲鳴をあげているか、運動不足で背筋が弱くなってきているような場合が想像できるわけです。

よく「ぎっくり腰」と言いますけど、中には神経症状を出して、ほっとけないものがありますが、ほとんどは筋肉性の痛みです。数日間は痛みが強いのですが、1週間くらいでたいていはおさまります。

ですから、治療は1に安静、2に安静、34も安静、5に安静。痛み止めの内服薬や外用薬を適宜使用して、落ち着くのを待てばいい。痛みが強い人や、どうしても動きたい方には簡易コルセットの着用を追加します。

1週間して痛みが残っていたら、再診してくださいとお願いするのですが、まぁほとんど再診することはありません。あそこに通っても治らないと思われてしまったのかもしれませんが、やはりほとんどの場合はおさまってしまうんでしょう。

それはそれでいいわけです。もっとも、だから経営的に辛いところではあるわけですが、お話しした予想の通りに痛みが遠のいてくれればクリニックの信用にもつながるわけです。

ただ、そういう患者さんには、腹筋とか背筋の筋力アップのお話をすることが多いのですが、痛みが取れてから運動をしてくれているのか気になるところ。実際には、なかなかトレーニングをする方は多くないのではないかと心配しています。

自分が患者だったら、痛みが取れればそれでいいやと思ってしまいそうです。医者がそんなことを言ってはいけないのですが、実際のところ現役の社会生活をバリバリにしている世代では、いろいろなことで忙しくてなかなか自分の健康管理には手が回らない。たいていの腰痛では、死ぬことはありませんからね。

でも、何度も腰痛を出しているようじゃ、10年後、20年後が心配ですから、何とか自分の体力に過信せず、健康を持続できるように努力してもらいたいと思うわけです。

2009年10月23日金曜日

実在した幻のワクチン

横浜市では、本日やっと新型インフルエンザワクチンが届きました。

あるあると言われて、ずいぶん時がたち、もはやこの世には存在しないのではないかとさえ思えていました。その幻のワクチンがやっと手に入ったのです。

が・・・なんか、どれだけくるのか、いつくるのかもわからないうちに届いたというのも気になります。余っても、キャンセルの仕方が公表されていません。

あまりのめんどくささに、接種をとりやめたいと考えている医療機関も多いようです。

だいいち、医者で感染したという話をほとんど聞きません。発症したこどもの親が感染したという話も、きわめて少ないように思います。どういうことなんでしょうかね。

左の通常の季節性インフルエンザワクチンと違うところは、パッケージカラーがピンク。そして、まるで危機感をあおるようなパンデミックワクチンという文字。

まずは医療従事者用ということで、クリニックはどこでも一律8人分が配布されました。8人以上の接種対象者がいるクリニックでは、どうするんでしょうか。接種するスタッフと、しないスタッフを区別するのは難しいですよね。

この後の患者さん用のワクチンについては、あいかわらずいつ入荷するかはまったく不明。いつまでたってもアナウンスができない状況にはかわりあのません。

ふぅ~。

2009年10月22日木曜日

オリオン座流星群

オリオン座というと、どこか場末の名画座でありそうですね。

昔、渋谷の駅前、今のビックカメラがあるところに全線座という名画座があって、ロードショー公開の新作が700円くらいだった時に入館料は100円だったと思います。

おっと、話がそれてしまいました。

流星群です。この数年、なんちゃら流星群というのが、しばしば話題になるようになって、ちょっとした天文マニアが急増したようです。

オリオン座流星群も、随分と有名になりましたが、今年は10月20日ごろから特によく観測できるという話です。

オリオン座は、首都圏のように夜空の星がほとんど見えない地域でも、ほぼ唯一観測できる星座。自分もこどもの時に、カシオペアと北斗七星、そしてオリオン座の観測を何かの宿題でやった覚えがあります。

そうか、40年くらい前は、それだけ東京でも見えたんですね。当時はスモッグがひどかったにもかかわらずです。

なのに、今の方が多少は空気がきれいになったように思いますが、かえって星が見えない。これは地上が明るすぎるからでしょうか。とりあえず、オリオン座だけは今でも大変わかりやすい。

昨夜は午前3時頃に目が覚めたので、ベランダに出てしばらく東の空を眺めてみました。雲一つない快晴の夜空で、くっくりとオリオン座が見えていましたが・・・

う~ん、流れ星はわからない。近視で乱視で老眼じゃ、じっと見つめているのも疲れるってものです。かぜをひいては大変なので、トイレに行って寝ちゃいました。

今夜も目が覚めるようなら、もう一度挑戦してみます。

2009年10月21日水曜日

知らないことなんて山ほどある

そうでしょう。世界中の知識を得ることはできません。本当に、山ほど知らないことはありますよね。

自分が専門と思っていることでも、どうでしょう。たぶん、知っていることは知られた事実のうちのほんの一握りなんでしょうね。

テレビというのは、いらない情報を無理矢理押しつけてくるところもあります。しかし、時には、びっくりするような知らなかったことを教えてくれるのです。

昨日は「のどちんこ」の働きをテレビで見ることができました。おにぎりをたべる時ののどちんこの動きを、リアルタイムに画像で見せてくれたのです。のどちんこは身近な存在で、具体的な動きとか働きを気にしたことがありませんでした。

今日は脳を半分切除した少女の話をやっていました。脳を半分切除するということが現実に可能であるという事実も驚愕物でした。

自分が医学部に入った頃に、先生から言われたことを覚えています。「君たちは大変だね。私の頃から比べたら数百倍の知識を勉強しないといけないんだよ」と言われました。

でも、今の方が、もっと大変。指数関数的に知識は増大し、そのほとんどは「知らなければならない」知識となっているのです。自分が医学生だった四半世紀前から比べれば、今ではさらに何倍、いや何十倍にもなっていることでしょう。

自分はある程度専門分野だけに注意を払っていればいいわけですが、まだ専門が確立していない若い先生はさぞかし大変でしょう。

そうは言っても、自分が専門に選んだ関節リウマチは、広い医学の中でもとりわけ進歩が激しい分野。もう、正直言ってしんどいものがあります。なんで、こんなに進歩するのか。患者さんにとっては福音が増えていますが、医者にとっては・・・まぁ、そんなことを言ってもしょうがない。

医学以外でも、同じようなことはいっぱいあるでしょう。デジタル社会の急速進展を考えると、いわゆるITと言われているジャンルも大変でしょうね。自分が知っているころ・・・つまりBASICとかPASCAL・・・からすれば、すごい量の知識が必要なんでしょう。

ですから、いつも思うことは、知らないことを知らないと言えることが本当に大事だということです。

とにかく、テレビも使いようによっては、自分の不足を補う効果的な道具だということは間違いないようです。

2009年10月20日火曜日

昭和の名曲

今夜の「とくばん」のスペシャルは、昭和の名曲・平成の名曲と題して、とにかく楽しみました。昭和の名曲として出てくる曲のほとんどが、歌えてしまうのでした。

自分は昭和30年代は小学校前でしたから、ふつうならあまり歌謡曲などしらないはず。ところが、亡くなった父が歌謡曲が好きで、当時8トラックといわれていた4曲入りのテープが家にいろいろありました。

黛ジュン・小川知子・伊東ゆかりという当時のアイドルが、よく家ではかかっていたんです。おかげで、随分音楽好きの基礎が身についたのかもしれません。

昭和40年代半ばからは中学生。この頃からは自分の意思で好きなものを聴くようになって、クラシックとかロックとかを聴くようになりました。

でも、天知真理とか浅田美代子のアルバムも買った覚えがあります。さらに小林幸子の「思い出酒」のアルバムとか、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」のアルバムなんかも買って、行きつけのレコード屋さんの店員さんにびっくりされたこともあります。

高校生になるとロックからジャズにはまりだして、しばらく日本語の唄からは遠のきました。

大学に入って、医師国家試験が近づいた昭和50年代後半から、医者になって世間を見渡す余裕のない平成はじめまでは、どんなヒット曲があったのかすっぽり抜けてしまいました。尾崎豊が死んだって、「誰それ」という状態でした。

平成の歌は、聴いたことがあっても自然と歌える歌はほとんどありません。大人になったからということだけではなく、興味の対象が他にもいろいろあったからなのかもしれません。

でも、人の心に染みいっていく歌が減ったということもあるんではないでしょうか。使い捨ての歌が増えて、本当に未来に残っていける曲は本当に少なくなったのかなぁと思います。

2009年10月19日月曜日

あすなろ海水魚館 めげてます

今日は悲しいお知らせ。カクレクマノミのペアが☆になりました。

うちにやってきてちょうど一ヶ月。沖縄からやってきた天然物で、最初からペアになっていて、ころころしてかわいかったんですけどね。

原因ははっきりしていて、白点病です。先週はじめから、体にちいさな白い点が見え始めていて、半ばには夕方体中にひろがっていました。

次の日の朝には消えていて、錯覚かしらと思っていたら、また夕方から白い点々が目立つので、これは間違いないと思っていたのです。

でも、そう言われてみるとその前の週にはサンゴ砂に体をこすりつけるようなところを何度か目撃していたんですよね。このあたりから発病していたんですよね。

そこで、先週後半に、一生懸命水替えをしたり、水温を上げたり、塩分比重をさげたり、高栄養の生き餌を与えたりといろいろやっていたんですが、今朝2匹とも並んで死んでいました。

これは、さすがにめげまくりです。海水魚飼育の難しさが本当に身にしみます。海水魚飼育と白点病との戦いはほとんど同義語という人もいるくらいなんですね。

白点病が発症した原因は特定することは難しいのですが、いろいろ調べてみると、良くないと言われていることが山ほど思い当たります。

環境の変化は当然ある。あとから魚を追加し続けていることも、ストレスになっている。後から入れたものの何かが、白点虫を持っていたかもしれません。

掃除をするときにサンゴ砂をかき回して、中に潜んでいた白点虫を活性化させてしまったかもしれません。餌を食べるのが不器用なベニゴンベのために、餌が多めになっていましたので、水質が急速に悪化していたかもしれません。

さすがに、すぐに次にチャレンジするわけにはいきません。2週間程度様子を見てから考えます。次は養殖物にしたいと思います。天然に比べて、水槽環境への適応力があって丈夫と言われているのです。

患者さんも、すぐにカクレクマノミがいないことに気がついて、心配してくれました。それにしても、一ヶ月間で、カクレクマノミ2匹、イソギンチャク、キンギョハナダイと立て続けに死なせていては、さすがにまずいですよね。なんのために飼っているのかわからない。まだまだ勉強が足りないようです。

2009年10月18日日曜日

MiChi / UP TO YOU

最近、めざましテレビ(我が家ではず~っと、朝はこれ)で随分と応援しているので、MiChiなるアーティストを知ることになったわけです。

テレビで見ていると、イギリス人と日本人のハーフで、それなりに美しい女性でいらっしゃる。でも、この手の歌手にしては比較的地味な印象を受けました。

たまたま今ヒットしているシングル曲がバラードで、しっとりとした味わいがあるためかもしれませんが、外見的にもおとなしいお嬢さんというイメージ。

ところが、アルバムを聴いて印象が、ガラっと変わりました。

かなりモダン。かなりハード。かなりきわどい。

けっこう盛れてる。音だけ聴いている、かなりパンクなセクシー系の歌手を想像してしまう。

というわけで、もちろん若者にはうけることは間違いない。

・・・が、しかし。やっぱり、おじさんにはちょっとしんどい。これで、のりのりでドライブというのはちょっと辛い。